作品を語る場所をつくりたい。映画の楽しみ方を“共有”する活動へ

伊織さんは、池袋の映画館を借りて副音声上映イベントを行うなど、作品を語り合う新しい試みにも挑戦している。
「ハリー・ポッターなら神話に詳しい人を呼んで“狼男のルーツ”を解説してもらったり、映画のテーマに関連したゲストを迎えたり。作品の見え方が一気に変わるんです。こういうイベントにコミコンで私を知った方が来てくれたりして、新しい輪が広がっているのが嬉しいですね」
映画の世界と、ストリーミング文化やコスプレ文化——。それぞれのファンを柔らかくつなぎ、新しい楽しみ方を提案する存在になりつつある。
大人が“何度でも帰って来られる場所”

大人になっても“好き”を追いかけられる場所。それこそがフランチャイズ映画の魅力だ。
「作品自体は終わっていても、世界が続いている感覚があるから、私たち大人は何度でも戻りたくなるんだと思います。新作にも出会えるし、昔の思い出ともつながれる。子どもの頃はわからなかったことが、大人になってやっと理解できる。フランチャイズ作品って、一生楽しめるコンテンツなんですよね」
コミコンは、その“帰って来られる場所”を現実に具現化したイベントだ。
多くの人が集まり、同じ世界を愛し、同じ熱量を共有する。その瞬間にこそ、フランチャイズ映画が長く支持される理由が宿っているといえるだろう。
伊織もえさんは、この世界の入口に立ち、新しいファンを迎え入れる案内役でもある。
「今年もたくさんの人に“楽しい場所なんだよ”って伝えたいですね」

伊織もえ
アジア圏を中心に活躍するコスプレイヤー・グラビアアイドル・ストリーマー。SNS総フォロワー数は550万人を超え(2025年8月現在)、国内外で絶大な人気を誇る。これまで150冊以上の雑誌表紙を飾り、多くの人気作品公式イベントやプロモーションに出演。映画、アニメ、ゲームに造詣が深く、『東京リベンジャーズ』『Re:ゼロから始める異世界生活』『その着せ替え人形は恋をする』『NIKKE』など数多くの作品とコラボレーションを行っている。日本を代表する女性ストリーマーとしても活動し、eスポーツ大会や国際的ポップカルチャーイベントのアンバサダー経験も豊富。アジアを代表するポップカルチャーアイコンとして、世界中に日々“きゅるん”をときめかせている。
Instagram:https://www.instagram.com/moe_five/?hl=ja
東京コミコン
(25年は終了。会場の様子などは公式YouTubeにて)
https://tokyocomiccon.jp/
https://youtube.com/channel/UCDEpRnftsqxuD4vKXbrlftQ?si=CxiisGtZaamVGLwI
