お香としてよく使われる植物10種とその効能

お香のもたらす効果を得るためには、品質とともに種類選びも重要です。ここでは、お香としてよく利用される10種の植物と、その香りがもたらすとされる効能や信じられている効果について、簡単にご紹介します。
ホワイトセージ(サルビア・アピアナ)

北米でお香として最も一般的な植物の1つが、ホワイトセージです。ホワイトセージのお香は強い「浄化・清め」の力を持つと考えられています。ホワイトセージに火をつけると、樹脂のような甘い香りを伴う、とてもフレッシュで芳香な香りが立ち上ります。北米の先住民は、ホワイトセージを純粋なポジティブエネルギーを持つ数少ない植物と考え、現在も活用しています。
フランキンセンス

フランキンセンスはカンラン科の植物(ボスウェリア・セラータなど)の樹脂を乾燥させたもの。ウッディで奥深い香りが特徴です。乳香という別名でも知られ、イエス・キリスト誕生の際の、東方の三博士の贈り物の1つとして有名です。
アンジェリカ

アンジェリカルート(アンジェリカの根)は、明るくアーシーで、アニスのような香り。心身の健康を促進するとされています。
スペインカンゾウ

リコリスルート(スペインカンゾウの根)は、その甘くアーシーな香りが高く評価されています。
セイヨウカノコソウ(バレリアン)

バレリアンルートは、根深い緊張を和らげ、バランスを整えるとされています。
セントジョーンズワート(セイヨウオトギリ)

セントジョーンズワート(セイヨウオトギリ)は、喜びをもたらすような、明るく元気づける香りで知られています。単体、またはほかのハーブと合わせて、空間の浄化やさまざまな儀式、勇気の鼓舞などの目的で利用されています。太陽のエネルギーと守護をもたらし、自分のコアを強化するといわれます。
ヨモギ

ヨモギはドイツの「ラウナハテ」には欠かせない植物。強力な浄化作用があるとされ、ヨモギの煙は重たいエネルギーを解放し、オーラを浄化して、より軽やかで自由な気分にさせてくれると考えられています。
ヒソップ

ヒソップは古い思考や感情のパターンを解放し、精神的な明晰さをもたらします。
トウヒ

スプルースレジン(トウヒの樹脂)は、心を浄化し、落ち着かせ、自然との繋がりをもたらします。
ノコギリソウ

ノコギリソウは微妙なエネルギーのバランスを取り、場を守護するとされます。
コリアンダー、ミルラ(没薬)、サンダルウッド(白檀)なども、お香に使われる非常に人気の高い植物です。
お香のブレンド例&実践ガイド
「ラウナハテ」のブレンド例
- エレキャンペーンルート(オオグルマの根)
- ヨモギ
- スプルースレジン
- エルダーフラワー
- ジュニパーベリー
- ベルモット
- 松の削りくず/木片
家の浄化の準備

お香を使った浄化・燻蒸は、人類最古の儀式の一つです。家の燻蒸は、生活空間から古いエネルギーや凝り固まった緊張、滞留を解放するために行われます。それはまるで、家、そして自分自身のために、深呼吸をするようなものです。
お香を焚き始める前に、部屋を片付け、窓を少し開けて、残っている滞留した空気を排出しましょう。
お香の焚き方

お香は古くは暖炉で燃やしたり、金網を張ったストーブの上で焚いていましたが、ちょっと大変なので、現代ではスティックやコーン(ピラミッド)などの形になっているお香を使うのがおすすめ。ドイツではバンドル状に束ねたものが使われることもあります。

暮らしの中のお香

お香ショップの中には、こうした季節の行事に合わせて使えるようブレンドされたお香を、一年間のセットとして販売しているところもあります。
また、クリスマスに人気のアドベントカレンダーについても、お香のものも販売されています。アドベントカレンダーは、待ち遠しい12月24日までの時間を少しでも楽しむため、12月1日から24日まで毎日、小さな「扉」を開けると素敵なサプライズやお菓子がもらえるようになったカレンダー。当初は絵柄だけのものでしたが、後に絵にプラスしてチョコレートが入ったものが登場しました。現在ではティーバッグ、ビール、種子など、思いつく限りのあらゆるものについてアドベントカレンダーを見つけることができます。ドイツでは子供だけでなく大人向けのものも数多くあり、大きな市場となっています。
