いつまでも輝く女性に ranune
地方在住の就活生が苦しんだ「東京近郊に住んでいるか否かの違い」“交通費が支給されない業界”を志望した結果「バイト代がどんどん溶けていった」

地方在住の就活生が苦しんだ「東京近郊に住んでいるか否かの違い」“交通費が支給されない業界”を志望した結果「バイト代がどんどん溶けていった」

◆講義を休まざるを得ない状況にもどかしさ

 ダメ元で先生に事情を説明し、代替課題の提出などで了承を得ることができた場合もある。一方でいくら頭を下げても一向に首を縦に振ってもらえないケースも少なくない。

 その時は苦渋の決断の末、講義を休んだ。幸いその授業に出席点はなかったため単位への直接的な影響はなかったが、興味があって履修した講義を自分の意思に反して休まざるを得ない状況には、やはりもどかしさを感じていた。

 就活の早期化が進む一方で、学業面との両立は学生個人の努力に委ねられている部分が大きい。こうした現状には、やはり疑問を抱かざるを得ない。

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 大学3年生の6月から始めた私の就活は、ちょうど1年後に第一志望の企業から内定をもらい幕を閉じた。キラキラした世界とは程遠い、不器用な就活生だったという自覚がある。だが、苦しい期間に得られた気づきや学びは、人一倍多かった。

 もちろん、嫌な思い出だけではない。同じ集団面接を受けた就活生と今でも連絡を取り合う仲で、まるで同じ釜の飯を食った同期のような関係性だ。また、ひと段落してからは自身の経験を還元したいという思いから、後輩の就職活動に実践的なアドバイスを伝授している。

 人見知りで内気だった自分からは考えられないほど、アクティブな人間になれたはずだ。何度心が折れても粘り強く向き合い続けた経験が、一人前の社会人になるための糧になると信じたいものだ。

<TEXT/筒井新一>

配信元: 日刊SPA!

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