
おしゃれ賢者のリアルな着こなしとワードローブを拝見する「1週間コーデ」。今週は銀座でインドメイドのジュエリーとファッションアイテムを扱う「TARA Salon(ターラサロン)」オーナー土村真美さん(48歳、身長157cm)。サロンでお客さまを迎える週末には、ボリュームたっぷりのきれいめワンピースを。きちんと見えるブラックと、爽やかなプリント。ジュエリーや小物とのコーディネートにも注目です。
【土曜日】
ブラックコーデを小物使いで可愛さ倍増!
ワイドシルエットの絞り染めシルクワンピースをさらりと一枚で着こなす土村さん。「黒はジュエリーが一番映える色。インジリのワンピースは、伝統的な手仕事と洗練されたセンスが魅力です」と土村さん。バッグと靴も黒でまとめると、秋っぽさが際立ちます。

アフリカメイドのかごバッグでコーデをシャープに!
「色合わせでこのかごを選びました」と土村さん。フェミニンな装いにモノトーンのかごバッグを持つと、ナチュラルすぎないモダンな印象に。

モダンな麦わら帽子でスタイルアップ
プリム(ツバ)が小さいデザインの帽子は、スタイルアップにも効果アリ。ふちにパイピングしたブラックのリボンがチャーミングで、着こなしのアクセントにも。

繊細なイヤーカフやピアスで耳元をおしゃれに
18金のドロップタイプのピアスはしずく型。ドットや三日月のイヤーカフを重ねづけすると、耳元が華やかに。「私がデザインしてインド・ジャイプールで作ってもらいます」と土村さん。

猫チャームやコインのゴールドネックレスを重ねづけ
ミャンマーの猫チャームや古代ローマのコインなどをチェーンに通したネックレスをはじめ、セブンティアーズ、黒ビーズとゴールドのネックレスなどを重ねづけ。「ネックレスを三連につけても、品よくまとまるのは、黒のシルクワンピースのおかげ」と土村さん。

立ち仕事の味方! イヴ・サンローランのレザースニーカーできちんと感を
「きちんと感を出したいシーンでは、このレザースニーカーの出番。立ち仕事ゆえ、ヒールのある靴は疲れやすいので、ヘビロテしています」(土村さん)
【土村さん土曜日コーデアイテム】
トップス+ボトムス:シルクワンピース/インジリ
バッグ:アフリカのかご/ライト イヤーズ
アクセサリー:帽子/チサキ、ミャンマーの猫チャームや古代ローマのコインなどを通したネックレス、セブンティアーズネックレス、黒ビーズとゴールドチェーンのネックレス、18金の涙のしずくモチーフのピアス、三日月、ドットパターンのイヤカフ/すべてジャイプールジュエリー・バイ・マサミ(ターラサロン)
シューズ:レザースニーカー/イヴ・サンローラン
【日曜日】
涼やかなコットンワンピースでエレガントに
約三着分の布地を使った贅沢なワンピースは、今年らしいビッグシルエット。「トクリーのブロックプリントのワンピースは、風通しがよくて涼しいのに透け感はないんです。着こなしのコツは、えり首を着物のように少し抜くとかっこいいと思います」(土村さん)。セージグリーンの植物プリントが、ナチュラルで爽やかな印象です。

インド×フランスのニットバッグをポイントに
かつてフランスの統治下にあったインド・ポンデシェリー。その町の名をデザインしたバッグは、鮮やかなブルー×ライトグレーの配色が涼やか。「ポンデシュリー出身のデザイナーらしいロゴデザインのバッグです」と土村さん。

ネパールの占星術に導かれたエメラルドのリング
ジュエリーデザイナーでもある土村さんは、指輪も複数重ねづけします。「ネパールの占星術の先生から『あなたのラッキーストーンはエメラルド。右手の小指に天然エメラルドをつけるといい』とアドバイスされて作りました。いつも小指につけています」(土村さん)

インドで人気のトングを街歩き仕様にカスタム
インドの街を行きかう人々の足元を見ると、親指にストラップがあるトングサンダルをはいている人ばかり。「ザ・ソールシスターズのもので、カラーをオーダーできます。ただし、そのままでは都心のアスファルトの道路を歩けないので、底にクッションを入れたバージョンを作ってもらいました」と土村さん。セージグリーンのワンピースに、淡いブルー×白のトングサンダルで足元も爽やかに。
【土村さんの日曜日コーデアイテム】
トップス+ボトムス:コットンワンピース/トクリー(ターラサロン)
バッグ:ニットバッグ/ナウシャド・アリ
アクセサリー:時計/アップルウォッチ、ブレスレット各種/ジャイプールジュエリー・バイ・マサミ(ターラサロン)、小指のエメラルドリング/インドラマンスヌワール(ターラサロン)
シューズ:トングサンダル/ザ・ソールシスターズ(ターラバージョン)
撮影/林紗也 取材・編集/田村幸子
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