フリーアナウンサーの笠井信輔さんが2025年9月25日、ブログを通じて緊急入院を報告した。

「片目が開かない状況で仕事をさせていただきました」
笠井さんは「突然ですが、入院しました」として病院のベッドに横たわった自身の写真を公開した。月曜日から入院中だという。
「このところ喉の調子が悪く、咳き込むこともあった」という笠井さんだが、「コロナではなく、副鼻腔炎と言う診断」を受けた。
しかし、「そのうち右の鼻の根元におできのようなものができ、右まぶたが腫れ上がって開かなくなってしまった」ことから眼科を受診。診断結果は「結膜炎だが他の人に感染するものではない」とのことだった。
講演会や生配信、番組司会などの仕事があったため、キャンセルせず仕事を続行したという。
「恐れていたのは ――がん、リンパ腫の再発です」
入院直前となる月曜日、レギュラー出演している朝のニュース番組の収録後に「念のため別の病院で診てもらおう」と別の病院を受診したところ「思っていた以上に状況が悪い...とわかり すぐに緊急入院となってしまいました」。
19年12月にに悪性リンパ腫の診断を受けた笠井さんは、治療を続け20年6月に「完全寛解」に至ったことを報告していた。
こうした背景から、「恐れていたのは ――がん、リンパ腫の再発です」とし「『入院』と聞けば、悪性リンパ腫はいろいろなところに出現するので、目に悪さをしているのでは、という感覚になりました」と振り返った。
検査を重ねて「がんの再発ではないだろう」との診断がおりたことで、「ひとまずほっと一安心」。だが、「片目が開かない...」と右目の状況はなかなかよくならなかった。