お疲れ気味の方々、年末年始は家でまったりと過ごしてみませんか?そんな時におすすめしたい、見れば元気をたっぷりとチャージできるポジティブな映画5作をセレクトしました!
【ポジティブ映画1】犬たちの命を救おうと奮闘する熱血主人公に涙「犬部!」
片野ゆか著『北里大学獣医学部 犬部!』が原案の「犬部!」は、2004年頃に青森県の北里大学に実在した動物保護サークル“犬部”について描く青春映画。愛嬌たっぷりの犬や猫たちがたくさん登場するし、メッセージ性が強い感動作なので、GWに子どもや孫たちと見るにもおすすめの作品です。
林遣都演じる主人公の花井颯太は、“犬バカ”と言われるほど犬などの動物が大好きな大学生で、逃げ出してきた1匹の実験犬をかくまったことから「犬部」を設立。颯太は、殺処分されてしまいそうな犬たちの命を救おうと大奮闘し、やがて自身も獣医となっていきます。
林さんはモデルとなった太田快作先生と実際に会って、非常に感化されたそうで、当時のインタビューでは「動物保護に限らず、自分を犠牲にして何かを変えようと戦っている人の人生は、本当にカッコ良くて美しい」と称えていました。確かに颯太たちを見ていると大いに勇気をもらえるし、諦めないことの大切さを教えられそうです。
犬部!
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【ポジティブ映画2 】成田凌が活動弁士になる夢を追う青年役を好演!「カツベン!」

成田凌主演、「Shall we ダンス?」(1996年)の周防正行監督作「カツベン!」は、およそ100年前の古き良き時代の日本を舞台した心躍る人情喜劇です。成田さんは、映画が活動写真と呼ばれ、まだ無声でモノクロだった時代に活躍した“活動弁士”を演じていますが、これがかなりドハマリな役どころです。
活動弁士という職業がこれまたユニークで、楽士の奏でる音楽とともに、独自の“しゃべり”で物語を作り上げ、観客を映画の世界に誘う水先案内人のような職業です。成田さんは、活動弁士になることを夢見る青年、染谷俊太郎役で、キラキラした瞳でキレキレのトークを繰り広げていて、見ているだけでテンションがアップ。
特筆すべきは、ヒロインの栗原梅子を、朝ドラ「ちむどんどん」の黒島結菜が好演している点。俊太郎と梅子の恋の行方にドキドキハラハラしつつ、笑いも散りばめられていて見応えたっぷり。また、「人生には続編があってもええ」とか「嵐が過ぎれば晴れ間も出る。朝日が来ねえ日はねえってな」といったポジティブな名台詞は、アラフィフ世代にかなり刺さりそう。
カツベン!
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