断捨離(R)の提唱者・やましたひでこさんが、片付けが苦手な人へ提案する驚きの方法とは?ポイントは「空間」と「時間」の使い方。引き出し1つや、出掛ける前・寝る前の限られた時間に1日1か所向き合うだけ。無理なく続く断捨離の考え方を紹介します。
教えてくれるのは、やましたひでこさん
断捨離(R)の提唱者。クラターコンサルタントとして、モノ・空間・時間への執着を手放し、快適な人生を取り戻す方法を提案。片付けを単なる整理整頓にとどめず、思考や生き方を見直す実践的なメソッドとして広め、世界各国で多くの支持を集めている。著書に『引き出し1つから始める 1日1か所 断捨離』(大和書房刊)など多数。
断捨離ができないのは、あなただけじゃない
断捨離をお伝えし始めて20年。おかげさまでテレビや雑誌でも取り上げていただき、巷に「断捨離のノウハウ」は溢れているものの、私が出会う方々から以下のような言葉が飛び出します。
「できない」「わからない」「動けない」
「まずは目の前のモノ1つからですよ」と繰り返しお伝えしてはいるのですが、どれが「目の前のモノ」なのかもわからない。
「今日こそは」と思っているのに動けない。先送りして、見て見ぬふりをして、やり過ごす。それによってイライラ、モヤモヤ、ウツウツ……という状況に陥っている方が少なくありません。
そこで、この記事でご紹介するのは「引き出し1つから始める1日1か所 断捨離」。これは、「空間(トコロ)」と「時間」を味方につけることで自分自身を動かしていく断
捨離です。

