いつまでも輝く女性に ranune
“あおり運転”してきた黒いセダンにクラクションを鳴らしたら「文句あるなら降りろや!」怒鳴った瞬間、運転手を襲った悲劇――年末年始ベスト

“あおり運転”してきた黒いセダンにクラクションを鳴らしたら「文句あるなら降りろや!」怒鳴った瞬間、運転手を襲った悲劇――年末年始ベスト

大事件ばかりがニュースではない、身近な小さな事件の方が人生を左右することも。注目のテーマを取り上げ大反響を呼んだ2025年の仰天ニュースを特別セレクション!(初公開2025年4月24日 記事は取材時の状況)
 *  *  *

 ニュースなどで頻繁に取り上げられる「あおり運転」。被害者の精神的苦痛は深刻であり、トラウマにもなりかねない。

 自動車損害保険を扱うチューリッヒ保険の『2024年あおり運転実態調査』によれば、あおり運転をされたことがあるドライバーは72.5%であった。2023年の53.5%よりも大幅に上昇し、半年間でも24.1%と多くのドライバーがあおり運転に遭遇していることがわかった。

 今回は、無謀な運転に“ハッ”とさせられた2人のエピソードを紹介する。

◆“危険運転”に対してクラクションを鳴らしたところ…

あおり運転
※写真はイメージです。以下同
 中田里奈さん(仮名・30代)は、娘とテーマパークに向かうために、愛車を運転していた。のんびりとしたドライブを楽しんでいたのだが、突然、後ろから黒いセダンが猛スピードで近づいてきたという。

「これって、まさかの“あおり運転”?」とミラーに目を向けると、車間距離を詰めてパッシングを連発してきたそうだ。

「前には別の車がいたのでスピードを上げられませんでした。すると、セダンは強引に私の車の前に割り込んできたんです。『ママ、怖い!』と娘は泣きそうになっていました」

 そして、セダンは急ブレーキをかけた。

「私は慌ててブレーキを踏んで、なんとか追突を逃れました」

 その後もセダンは、急発進と急ブレーキを繰り返した。何度もぶつかりそうになったため、中田さんはクラクションを鳴らした。

 すると、セダンは道端に停車。スーツ姿の中年男性が車のドアを開け、中田さんの車に向かって歩いてきたという。

◆男性を待ち受けていた悲劇

「おいコラ! 文句あるなら降りろや!」

 男性は、怒鳴りながら中田さんの車の窓を叩いた。迷いながらも窓を少し開けると、男性の顔は真っ赤になっていたそうだ。

「お前みたいなノロマがいるから、こっちは迷惑してんだよ!」

「娘は“ギャン泣き”です。無理もありませんよね。男性の大声と威圧感が怖すぎて、私も泣きそうになりました」

「前に車が詰まっていましたよ」と冷静に返したのだが、男性はさらにヒートアップ。「言い訳してんじゃねえ!」と怒鳴った瞬間、予想外の結果が待っていた。

「強風が吹いたんです。すると、男性の頭から“カツラ”がフワッと宙を舞いました。クルクルと回転しながら道路の真ん中に飛んでいきました」

 沈黙の後、男性は「あっ……」と手を伸ばすが、すでに遅かったようだ。

「男性の顔は一気に青ざめ、今までの勢いはどこへやら。必死にカツラを追いかける姿は、先ほどとは別人でしたね」

 中田さんと娘さんは耐えきれずに噴き出した。

 男性は無言でカツラを拾い、車に戻って急発進。次の交差点ではきちんとウインカーを出して街並みに消えていったという。


配信元: 日刊SPA!

提供元

プロフィール画像

日刊SPA!

日刊SPA!は、扶桑社から発行する週刊誌「週刊SPA!」が運営するニュースサイトです。雑誌との連動はもちろん、Webオリジナルの記事を毎日配信中です。ビジネスマンが気になる情報を網羅!エンタメ・ライフ・仕事・恋愛・お金・カーライフ…。ビジネスタイム、プライベートタイムで話したくなる話題が充実!

あなたにおすすめ