◆某夢の国から「デビューします」といきなり電話

円井:けっこう、ノリみたいな感じで始めちゃいました(笑)。
――やっぱり。でも円井さんはもともと、デビュー前からセクシー女優さんのイベントにファンとして参加していたんですよね。
円井:はい。ライブとか、オフ会とかに参加していました。あと、知り合いにセクシー女優もいたので、どんな業界かはなんとなく想像できていたのは大きいです。
――じゃあ、いつかは自分もデビューするかも、と?
円井:それは全然思っていなかったんですよ。デビューを決めたのは、本当に思い付きで。某夢の国で友達と遊んでいるときに、突発的に「デビューしよう!」って思って、その場で電話しました。
――本当に、思い付いたら即行動、なんですね。
円井:はい、だから動機を聞かれると、困っちゃうんですよ。本当に思い付きなので(笑)。
◆セクシー女優になって両親の反応は
――ご両親には話したんですか?円井:自分からは話していません。でも、少なくとも父親にはすぐバレましたね。父親がよく読んでいる週刊誌の袋とじに私がいて。表紙にも写真が(笑)。
父親から「頑張ってるねー」みたいな感じで、電話が来ました。
――いや、そこは気を付けましょうよ(笑)。
円井:たしかに(笑)。でも、たぶんバレても大丈夫だろうなって気持ちがあったんです。両親はかなり自由に育ててくれて、やりたいことを全部やらせてくれるタイプ。
とくに父親は性産業に偏見がない人で。セクシー女優に関しても「本人がやりたいなら、好きにさせよう。生きていければいい」って考えてくれているみたいです。
母親からもなにも言われてはいませんね。黙認してくれています。
――アイドル時代のファンの反応はどうでした?
円井:最初は「病んだ」って方もいたらしいんです。でも、私があまりにも楽しそうにセクシー女優をしているのを見て、途中から応援してくれるようになりました。
……アイドルとしては清純派でやっていたので、ショックを受ける方がいたのは仕方ないかな、と。でも「やると思ってた」って方もいたので、わかる人にはわかるみたいですね(笑)。

