いつまでも輝く女性に ranune

嬢は見た...すべての夜職から嫌がられてしまう「モンスターおじ客」 残念な「やらかしムーブ」にご用心

「○○ちゃんを指名した」←「だから何?」なおじさん

歓楽街での人気者を指名するのが趣味な名物おじさんは、どこの店にも必ずいる。たいてい名物おじさんは太客で有名キャストのSNSに登場し、フットワークが軽い。飲み屋通いが趣味でキレイに飲めるタイプであれば、多くの女性から好かれているはずだ。

ただ、なかには人気者を指名したという事実だけがほしい、謎のステイタスでいきがるおじさんがいる。基本的にミーハーで有名キャストを片っ端から指名、継続して通うわけでもなく「1回ポッキリ」なのに、「自分は○○ちゃんも、○○ちゃんにも会ったから」とよくわからない自慢を繰り返す。なぜでしょうね...?

しかも、たった1回シャンパンを入れただけで、彼らは武勇伝のように語りまくるのが特徴だ。自慢話を繰り広げる場では全然お金を遣う素振りがないのに「六本木ではアルマンドを入れた」などと本当かウソかもアヤしいエピソードを聞かされたら、キャストは一気に疲れ果ててしまう。

女性からすると他店で高額を落とそうが、有名キャストと会っていようが「今、目の前で起きていることが全て」だ。つまり、その場で何もしてくれないなら、自慢話おじさんなど他人以上の他人。この手の人は持ち上げないと不機嫌になるし、話を聞くのも面倒なため高確率で嫌われてしまうのである。

LINE連投&嫉妬オンパレードなおじさん

実は、飲み屋にハマるおじさんもなかなかのメンヘラ気質という場合がある。自分だけを見てほしい欲求が強いとキャストに対し重々しい言動をちらつかせる。

女性にガチ恋中なのか、ただのかまってちゃんか。あるいは、どこにも居場所がないのかはわからないけれど、彼らは心の中に深い闇を持つことに間違いはない。寂しい気持ちを1箇所にぶつければキャストを束縛し、嫉妬深い彼氏以上にめんどくさく大変身してしまうのだ。

キャストなど忙しくてナンボだが、メンヘラおじさんは指名卓が被っていたり、LINEの返信が少し遅いだけで怒るor悲しむ。「おーい」の一言で追撃やスタンプ連投で様子見などを繰り返し、見事なまでに女性から嫌われるのが一連の流れと言えよう。

友達や家族にでさえしつこくされたら腹が立つのに、お客さん+年上に攻撃されるとキャストの精神ストレスが大きい。しかも、メンヘラおじさんはただ嫌われるだけではなく、拗らせるとさらに厄介極まりない存在である。

今回紹介したのはほんの一部で、他にも「店の外で会いたがるおじさん」や「ディスり=笑いが取れると勘違いするおじさん」、「やたら容姿のジャッジに厳しいおじさん」など挙げたらキリがない。

どれも常識を逸脱した行為で、店のルールはまるで無視。結局のところ、誰かに迷惑をかけないと遊べない人が好かれることはまずないのだ。

いくら大金を落としても、超えてはならないラインがある。お酒を飲んだら無礼講の時代は終わったのだから、飲み屋でも古い概念のままでいると「老害」待ったなし。せっかくお金を使うなら、大人として恥ずかしくないような振る舞いを心がけてほしい。


【プロフィール】
たかなし亜妖/2016年にセクシー女優デビュー、2018年半ばに引退しゲーム会社に転職。シナリオライターとして文章のイロハを学び、のちにフリーライターとして独立する。現在は業界の裏側や夜職の実態、漫画レビューなど幅広いジャンルのコラムを執筆中。

配信元: J-CASTニュース

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