
更年期の不調や慢性的なコリは、ほうっておくと将来、よぼよぼになりかねません!
運動が苦手な人も毎日5分でも続ければこの先も元気を実感できるはず。
そんなコンセプトのもと、毎日欠かさずエクササイズを更新している人気YouTube「まえあきチャンネル」の主幹、前田昌希さんに本誌のために簡単にできるエクササイズを考案していただきました!
教えていただいたのは・・・
「まえあきチャンネル」主幹
健康運動指導士
前田昌希さん
マラソン選手 谷川真理さんの専属トレーナーを経て独立、多くのアスリートのメンテナンスを担当。運動・健康指導歴29年の実績をもとに、2021年にYouTube「まえあきchannel」スタート。エクササイズ動画を毎日配信中。
日常のコリや痛みをほぐす
肩や首、腰の痛みは、長時間同じ姿勢でいたり、筋肉がコリ固まっていることが主な原因に。
日頃から柔らかくほぐすことを心がけましょう。
肩の上げ下げ
1. 息を吸い、肩をすくめるように持ち上げ、このまま10秒キープします。
2. 息を吐き一気に脱力すると、筋肉の緊張がほぐれます。5回繰り返します。
首と脇を伸ばす
1. 両腕を頭上で組みます。できる人は肘を手でつかんで。
2. 片側に上体を反らして、10秒キープ。脇の下が伸びていることを意識して。
ダイヤモンドストレッチ
股関節が硬いと腰痛になりやすいので、柔らかくしておくと◎。骨盤を立てた状態で、足のつま先を合わせてダイヤモンド形をつくります。
力を抜いてゆっくり息を吐きながら、気持ちいいと感じるところまで前屈して10秒キープ。

心地いいと感じる脚の角度を探そう
前屈するとき、深く膝を曲げてもOK。股関節の硬さは人によって異なるので、自分が心地よく前屈できる足の位置を探して行うのがポイントです。
太ももが気持ちよく伸びていると感じられる位置で、無理のない範囲で行いましょう。
〈腰痛予防のヒント〉
重いものを持ち上げる時は膝を曲げて
膝を曲げずに、腰だけでものを持ち上げると、腰への負担が大きく、腰痛を引き起こしてしまいます。
持ち上げるときは、膝を曲げて体勢を低くして。
荷物をなるべく体に近づけて腕や脚、体全体の力をバランスよく使いましょう。
photograph: Shoko Matsuhashi hair & make-up: Mariko Azuma text:Chie Sakuma
大人のおしゃれ手帖2025年12月号より抜粋
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