「金団」は何と読むかわかりますか? 難読漢字で脳トレにトライ! 日本のお正月に欠かせないアレについて……。知らないと恥ずかしい思いをすることもあるので気を付けたいところ。
【金団】は……あの料理の定番です
まずはこちらの漢字をご覧ください。どう読むかわかりますか? 「きんだん、こんだん」……ではないんです。
実は、縁起のよい意味や願いを込めて作られる、アノ料理のこと。
おせちの定番として、黒豆や数の子、伊達巻や紅白かまぼこなどがありますが、中でも欠かせないがこの「金団」。ここまでのヒントでわかった方もいるかもしれません。
正解は……
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「きんとん」
広辞苑によると、
甘藷さつまいも・隠元豆などをゆでて裏ごしにし、砂糖を加えて練り、甘く煮た栗・隠元豆などをまぜたもの。くりきんとん。まめきんとん。橘飩きっとん。
というのが主な意味で、おせち料理に欠かせないあの「きんとん」のこと。
おせち料理とは五節句料理のひとつ

ちなみに、「おせち」を漢字で書くと「御節」となります。
もともと「おせち」とは「節供(せっく)料理」の意味。5節供料理のひとつです。
5節句とは1月1日の「元旦」、3月3日の「ひな祭り」や5月5日の「端午の節句」、7月7日の「たなばた」、9月9日の「重陽(ちょうよう)」。
この節目に供えたり食べたりしたご馳走のことを「御節供(おせちく)」と呼んでいたことから「おせち」と略され、江戸時代から正月料理を意味するようになったといわれています。

