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50代、“好きがない”悩みから抜け出す!「本屋」と「スマホ」で気付く自分の本音の探し方

50代、“好きがない”悩みから抜け出す!「本屋」と「スマホ」で気付く自分の本音の探し方

“好きなことがわからない”“何をしたいのか見えない”と感じるとき、本音は意外なところに隠れています。本屋で足が止まる棚や、スマホの写真にある本音のヒントを専門家が解説。直感から自分の「やりたい」が見えてくる方法を実例とともに紹介します。

教えてくれるのは、中島美鈴(なかしま・みすず)さん

臨床心理士・公認心理師・心理学博士。専門は時間管理とADHDの認知行動療法。現在は中島心理相談所 所長。九州大学大学院人間環境学府にて学術協力研究員も務める。著書に『先延ばしグセ、やめられました! 書いてみるとうまくいく』(大和書房)など多数。

なぜ“好きなものがない”と感じてしまうのか【実例】

なぜ“好きなものがない”と感じてしまうのか【実例】
takeuchi masato / PIXTA

第1回では先延ばしが消える4つのステップ、第2回では自己犠牲タイプの実例を取り上げました。今回は、“好きがわからない”と悩む人に向けて、実例を挙げながら、本音のヒントを探る方法をご紹介します。

会社員のソウスケさん(50代男性)は、結婚して15年。

3人の子どもに恵まれ、共働きの妻ともうまくいっています。年子の子どもたちは一番上が中3と、忙しさもピークを迎え夫婦で部活や塾、習い事への送り迎えと毎日忙しくしています。

傍から見れば、幸せな一家なのでしょう。しかし、ソウスケさんは「別にこの仕事をしたくてしているわけじゃない。親の知り合いの紹介だから断れなかった」と考えています。

毎日やることに追われていて、子どもの習い事のお迎えに行き、車の中で待っているときなど「自分は何のために生きているんだろう。子どもたちはそれぞれダンスにサッカーにと好きなことに夢中になっているけど、自分には何もない」と気付いて怖くなってしまいます。

配信元: HALMEK up

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