昔の夢や目標を「全回収」することは「自分史上最高の人生」に通じると、インフルエンサー・はっちゃんは話します。50代は、まだまだ自分の人生のピークをめざせる時期。今回は何歳になってもやりたいことを貫く、心の持ち方のヒントを教えてもらいました。
※本記事は『50代から人生でやりたかったこと「全回収」名著30冊から学んで実践した、今日からできるライフハック』(KADOKAWA刊)より一部抜粋して構成しています。
はっちゃんのプロフィール

1967年生まれ。東京在住。親との確執、娘の難病、夫との別居・死別、争続など波瀾万丈な人生を送る。シングルマザーとなった50代からやりたかったことを全部回収しようと決意し、大学へ進学。会社員の傍らXやVoicyで発信者となる。
2024年に会社を早期退職し、フリーランスに。自由に仕事を選び、行きたいところへ行き、機嫌良く生きる毎日を手にいれる。犬、飲み会、読書、文章を書くのが好き。X:@55_hatchan Voicy:「はっちゃんねる~50代以降を楽しく生きるコツ」
第1回の記事では、50代こそ昔の夢や目標、好きなことを叶えるべき理由について。前回は、はっちゃんが自分のやりたかったことを「全回収」するまでのいきさつと、「これがしたい」という想いや行動の邪魔をする「思考の罠」について解説してきました。
第3回となる今回は、過去から未来に踏み出すための「考え方のヒント」をお届けします。
「もう50代」ではなく「まだ50代」と考える
心のどこかで「50代で夢を持つには遅すぎる」「今から夢は叶えられない」と思い込んでいませんか。そもそも、50代で「夢」という言葉を使うこと自体、現実的ではないと思っているかもしれません。
けれども、それは「もう50代」という思い込みが、自分の心にストッパーをかけているだけなのです。
「まだ50代」と考えれば、自分の人生のピークを50代にすることも可能です。実際、私は今まで生きてきた人生で、 50代が一番充実しています。
本気で1〜2年挑戦してみれば、どんなことでも確実に変わります。50代はもちろん、60代や70代で始めても全然遅くないのです。
自分にストッパーをかけているのは自分自身。みなさんを自由にできるのは、他でもないみなさん自身です。まずは、思い込みというストッパーを外して自分を解放しましょう。
やりたいことを全回収しようとすると、「いい年なんだから」「今から失敗したらやり直せない」といった横槍を入れる人、いわゆるドリームキラーが登場するかもしれません。
それでも、自分のやりたいことを貫くためには、「覚悟」や「自分軸」といったマインドを鍛える必要が出てきます。

