不安を解消する「自分軸」を持つには
「自分軸」とは、自分はどういう人間でありたいのか、何のために生きていくのかという、信念や行動の基準となる考えのことです。
もし、普段の会話で「会社では」「世の中では」「社会では」といった、他人を基準とする言葉をよく使っているようなら、「他人軸」で生きている証拠です。
自分軸で生きるためにも、「自分」を主語にして語れることをどれだけ増やせるかが、50代からの課題だといえます。そのためには自分がどう生きていくのかを決め、覚悟を持つことが大切です。
また、自分軸を持つことは、将来の不安の解消にも役立ちます。
なぜなら、将来に不安を感じるのは、何も行動を起こしていないから。老後の生活が心配なら、その心配がなくなるくらい楽しい老後になるように、仕事や趣味、人間関係やライフスタイルなどを調えておけばいいだけです。
ブレない自分軸さえあれば、未来にどんな困難が待ち受けていようとも乗り越えていけます。目指したい「自分史上最高の人生」だって実現できるはずです。
何より「最高の未来は自分でつくれる」と想像すると、ワクワクしませんか?
年齢を重ねても、叶えられることがあるのはとても幸せです。人生はまだまだ続きます。すなわち、自分が「現役」と決めたら、一生現役でいられるのです。
後悔しないために実践したい“確実に人生を変える”コツ
やりたいことを「全回収」すると、確実にその後の人生が変わります。昔やり残したことや、やりたかったことは、自分の人生に必要なものなのです。
当時はできなかったけれど、今なら叶えられるかもしれない。そう思える夢や物事があれば、今から叶えるだけです。
私は、40歳のときに、幼い頃からの「犬を飼う」という夢を叶えたことで、ブロガーになり、文章を書くことが得意になりました。その経験が数年後、発信者としての活動に繋がったのは、まさに点と点が線で繋がったということ。自分の選択はすべてに意味があるのです。
想えば叶う。そんなキレイゴト、あるわけないと言われるかもしれません。でも、私が叶えてきたことは、全部想ったから叶ったのです。
長く生きていると、何度も転機が訪れます。進学先を選ぶ、就職先を選ぶ、恋愛する相手を選ぶ、結婚相手を選ぶ、子どもを持つかどうか、家をどうするか、大きなことだけではなく、小さい転機も無数にあります。
誰もが家族や同僚、仲間、コミュニティをいくつか持ち、自分の役割もいくつも同時進行しながら生きているはずです。
だけど、それも全部自分の人生。環境と人との関わりの中で、自分の人生をコントロールすることが、どれだけ楽しくて幸せなのかを知ってしまった私は、まだ知らずにもがいている人たちを救いたいのです。
だから、発信をしている。それが私の人生での使命なのだと確信しています。
一度きりの人生、せっかくなので後悔がないように生きませんか。やらなかったことを最期に後悔する人生は避けませんか。
どんな環境にいようと、どんな人生を送っていようと、人生はあなたのものです。ぜひ、一歩勇気を出して踏み出してみてください。
人生を変えるには、「決めて動くだけ」。
ぜひ多くの方が、やり残したことを回収できますように。

