実は“力を入れるためのパーツ”。爪がある本当の理由
そもそも爪はなぜあるのでしょうか?
指の骨は先端まではありません。爪があることで「爪圧」という力が生まれます。この爪圧によって、初めて物をつかむことができるのです。
そもそも爪って何をしてくれているの?知られざる3つの役割
爪には、3つの重要な役割があります。
(1)指先を保護する
爪は指先の骨がない部分を覆ったり、外部刺激から指先を守っています。
(2)指先の感覚をサポート

爪があることで指先に力が入り、物をつかむ、つまむ、にぎるなどの細かな作業がしやすくなります。
(3)健康のバロメーター
爪は体の健康状態を表します。爪の色や質の変化には、栄養不足や病気(貧血や爪白癬、肝臓疾患など)の症状が現れることがあります。
もしも爪がなかったら、文字を書くことも、物を作って形にすることもできなかったでしょう。今の文化的な生活やさまざまな芸術があるのは、すべて爪のおかげと言っても過言ではありません。

