◆車内でぶつかっただけでキレていてはトラブルになりかねない
「私は関係ないですよ、と言わんばかりにスマホの画面を見つめていましたね。男性は事情がどうであれぶつかったことに対して謝ったわけですから、彼女も軽く頭を下げる程度でも構わないので謝罪の意思を示してほしかった。傍観していた私がこんなことを言う立場にはないと思いますが、そこはちょっと残念でしたね」
電車やバスを問わず、満員の車内でほかの乗客が自分にぶつかってくる日常的によくあること。相手の行動が悪意に基づく行為なら話は別だが、このケースではきちんと詫びている。
実際、今回の事例のように相手はヘルプマークの持ち主で、よろめいて踏ん張りが利かずにぶつかってしまうこともあるだろう。
ぶつけられた側が一瞬ムッとしてしまうのは仕方ないが、そこでキレたらそれこそトラブルになりかねない。誰にでも起こりうる状況だからこそ冷静であることを心掛けたほうがいいかもしれない。
<TEXT/トシタカマサ>
【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

