いつまでも輝く女性に ranune
新幹線で大騒ぎする外国人観光客に我慢の限界!好転のきっかけとなった“小さな一言”に「言ってくれてありがとう」――年末年始ベスト

新幹線で大騒ぎする外国人観光客に我慢の限界!好転のきっかけとなった“小さな一言”に「言ってくれてありがとう」――年末年始ベスト

大事件ばかりがニュースではない、身近な小さな事件の方が人生を左右することも。注目のテーマを取り上げ大反響を呼んだ2025年の仰天ニュースを特別セレクション!(初公開2025年8月12日 記事は取材時の状況)
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 長期休暇シーズンに突入し、旅行や里帰りなど、「新幹線」に乗る機会もあるかもしれない。さまざまな人が乗り合わせるだけに、車内ではお互いに配慮することが重要だ。飲酒や撮影は、車内のルールとして禁止されてはいないものの、無遠慮に振る舞えばトラブルになりかねない。

◆自分の席なのに「どいて」と言われた乗客の違和感

新幹線
※写真はイメージです。以下同
 夏季休暇中の新幹線。隣に座った若い女性の「推し活」が、思わぬ展開を見せた。窓側の席に座っていた光野紗耶香さん(仮名)は、隣席の女性から突然の要求をされ、違和感を覚えたという。

「“ぬい撮り”したいので、一瞬そこどいてもらっていいですか? 窓枠にこの子たちを置いて撮りたいので」

 いわゆる「推し」のぬいぐるみを窓際で撮影したいがために、他の乗客に席を立つよう求める——そんなマナー違反に光野さんは戸惑った。

 その日、光野さんの隣に座ったのは、フワフワしたワンピースを着て髪を綺麗に巻いた女性だった。年齢は10代後半から20代前半に見える。大きなトートバッグとキャリーケースを持ち、バッグからはうちわやペンライトが見えていた。

 うちわには「指ハートして!」という装飾がされており、ある男性グループのコンサートに向かう途中のようだった。

 光野さんが駅弁を食べていると、隣席の女性も駅弁を取り出した。しかし、女性は食事をするのではなく、机上に多数のぬいぐるみとアクリルスタンドを並べ始めた。推しのグッズたちと駅弁を一緒に写真撮影し、ぬいぐるみを持って自撮りする姿に、光野さんは少し違和感を覚えた。

 とはいえ、「パシャパシャ鳴るカメラ音が気になるものの、迷惑をかけられたわけでもないから」と光野さんは気にしないようにしていた。それどころか、相手が自撮りしている際には、うつりこまないように配慮して端に寄るなどしてあげたという。

◆理解不能な態度

 だが、食事を終えた女性は、窓側に座っていた光野さんに対し、“ぬい撮り”のために席を立つよう要求してきたのだ。しかも、その態度は……。

「申し訳なさそうに『すみませんが写真を撮りたくて……』とお願いするならまだしも、私が席を立つのは当然のような感じでした」

 光野さんは、断った後も隣同士で座らなければならないことを考慮して、要求に応じることにした。しかし、心中では大きな不満が渦巻いていた。

「見ず知らずの人に席を立ってくれと言える神経も理解できないし、そんなに景色と“ぬい撮り”したいなら事前に予約すれば窓側の席が取れるのに」

 最近は「推し活」や「ぬい活」を楽しむ人が増えているが、光野さんは「公共の場ではマナーを守って楽しんでほしいです。その『推し』のイメージもなんだか悪くなってしまいます」と話す。


配信元: 日刊SPA!

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