◆「あけおめLINE」は1年に1度だけのチャンス
慎太郎さんにここまで説明すると、認識が少し変わった様子。「たしかにおぢアタックという言葉のイメージが強烈すぎて、セクハラやストーカーと同じように、絶対に“してはいけない行為”のように思い込んでしまっていました。もちろんできれば“おぢアタック認定”もされたくないですけどね(笑)」(慎太郎さん)
そこで筆者が慎太郎さんに提案したのが、元旦に新年の挨拶を個人LINEで送ること。
あけおめLINEであれば「社会人としての礼儀」という大義名分が成り立つので、まだ関係値が深くない女性相手に送ってもさほど不自然ではありません。
つまり、あけおめLINEには、個人的にメッセージを送りやすいエクスキューズ(口実)があるのです。1年に1度だけ使えるこのチャンスを逃すのはもったいない。

このメッセージなら、セクハラ扱いやストーカー扱いをされることはまずありません。
香田さん側の受け取り方次第では、もしかしたら「おぢアタックされた」と感じるかもしれませんが、この程度であればその心配もさほどないでしょう。
◆肝心なのは女性からの返信…脈アリ?脈ナシ?
そして、肝心なのはこのあとの香田さんからの返信内容。例えば《あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします》といった定型文やスタンプのみの返信だった場合、ほぼ“脈ナシ”。それ以上の深追いはやめたほうがいいでしょう。
仮に香田さんが定型文やスタンプだけの返信だったのに、慎太郎さんからLINEを送り続けたら、それこそおぢアタック認定されてしまうリスクが高まります。
逆に、香田さんからの返信が次のようなものだった場合、少し期待してもいいかもしれません。
《慎太郎さん、あけましておめでとうございます。○○山、いいですね~!山頂からの写真撮ったら送ってください!私は今月のサークルが初登山になりそうです。》
《慎太郎さん、あけましておめでとうございます!○○山、私も登ってみたかったです(笑)!私は今月のサークルが初登山になりそうですが、慎太郎さんも今月参加しますか?》
写真を送ってほしいと頼まれたり、「?」付きの疑問文が入っていたりする場合、相手の女性がLINEのやりとりの継続を望んでいると考えられます。
これだけで恋愛的に“脈アリ”とするのは早計ですが、それ以降も個人LINEのやりとりをしやすくなるため、一歩前進したと考えていいでしょう。

