◆“リケジョ”が今や「法律のプロ」に

「今後、司法書士として、スピード感のある法人登記を任せてもらえるように頑張っていきたいと思っています。秘策も奥の手もなくて、ただ泥臭く愚直に、お客様といっしょに業務を進めていくだけなのですが」
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武若さんと対峙すると、彼女が聡明で肝が座っていて、失ったものの大きさに嘆くよりも未来の出会いに胸を高鳴らせる女性であることがよく伝わってくる。優秀なリケジョから畑違いの法曹への転身も、きっぷの良さを伺わせる。奈落を味わった者が切望のすえに手に入れた法曹資格の切れ味は、きっと鋭くて気高い。
<取材・文/黒島暁生>
【黒島暁生】
ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki

