◆注目する若手コンビは?
そんなヤマザキさんが、今注目している芸人が気になるところ。「いっぱいいるので、個人名をあげるのは避けたい」という、後輩への心遣いがありながらも、「そこをなんとか」と無理を言って教えてもらった。「『センチネル』は、ボケのトミサットがウガンダ人と日本人のハーフなんですよ。ハーフ芸人ってものすごい数がいて、ネタもやり尽くされている感があります。だけど、彼らはお笑い力がすごく高いので、新しい領域に達する可能性を感じさせます。今年のM-1も準決勝まで行ったので、いよいよだと思います。
あと、『爆走マシン』にも注目したいところ。こちらはボケの車太郎がその名の通り車椅子に乗っている異色コンビで、ネタのなかでも自ら積極的に(車椅子について)イジっていくという。地上波では使えない部分も多いかもしれませんが、ハンディキャップを強みに変えているのは単純にすごいなと」
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どんな業界でも舞台裏には名伯楽が存在する。黒子として若手芸人のキャリアを支えるヤマザキさんの慧眼に、これからも期待したい。
<取材・文/Mr.tsubaking>
【Mr.tsubaking】
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。

