
◆プロレスでも生きたのは「柔道で厚くなった背中」
──1・4東京ドーム大会もかなり目前に迫ってきましたが、今は準備とか練習とか、どんな状況ですか?ウルフ アロン(以下、ウルフ):変わらずに練習を続けている段階ですね。やれることも増えてきましたし、もう半月ほどで試合ですから、気持ちも高ぶってきています。
──プロレス転向発表の直後、『報道ステーション』の番組中、道場でロープワークされている姿が映りましたが、あの時点ではロープワークはまだ難しそうでしたね。
ウルフ:あの時はそうですね。やり方とか分からない状態で初めてのロープワークだったので。でもしっかりと練習を積んでいけばできるようになりますし。そこは何でも最初からできるってものはないと思うので。

ウルフ:いや、受け身も柔道とはまた全然違いますからね。もちろん生きる部分もありましたけど、変えなきゃいけない部分のほうが多かったですね。背中が柔道で厚くなっていたので、何回受け身を取っても壊れないというところは生きましたけど(笑)。
◆どんな競技でも変わらない「トライ&エラー」
──プロレスの世界に入ってからここまで、難しい部分、大変だと思ったところはありましたか?ウルフ:もともと体力もある程度あったので、難しいという考え方はあんまりしてなかったですね。プロレスの技術を学んでいくのは、もちろんそんな簡単にはいかないですけど、難しいというよりは、しっかりと頭で考えてやっていかなきゃいけないなと思いましたし、1日1日できることが増えたりすると、やりがいも感じますし。
──下積みとしての仕事も苦にはならない?
ウルフ:今はまだデビュー前の練習生なので、日帰りの巡業には帯同させてもらうんですけど、地方とか泊まりの巡業は行ってないんです。デビューした後にそういったものがあったりもするのかなと思うんですけど。ただ、抵抗みたいなものはないですね。

ウルフ:うーん……特に、ないですね。最初はできなかったとしても、やりながら頭と体を使ってトライ&エラーしていけば、必ずできてくるものだと思いながらやってるので。最初はうまくいかないのは当たり前で、それをそのままにせずに、「どうしてうまくいかなかったのか」を考えながら、また先輩の動きとかも間近で見ることもできる環境にいて、そこで学びながらやれているので、むしろ、これ以上ない環境で練習できてるなと思います。
──「トライ&エラーして覚えていく」という感覚は柔道と共通ですよね。
ウルフ:それはそうですね。柔道もうまくいかなかったら、そこを考えながらやってきたので。それは僕がもともと持っているものなので、そこはどんな競技だろうが何だろうが、生きると思います。

