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「我が家の味」を子供たちに残したい。お正月が「味の終活」に最適な理由とは?

「我が家の味」を子供たちに残したい。お正月が「味の終活」に最適な理由とは?

お正月料理だけでなく、日常の味も記録しよう

buritora / PIXTA

お正月をきっかけに記録を始めたら、ぜひ一年を通して我が家の味を残していきましょう。お正月料理だけでなく、日常の何気ない料理こそ、家族の記憶に深く刻まれているものです。

記録しておきたい我が家の定番は、例えばこんなものです。

・おばあちゃんの煮物の味付け
・お母さんの得意なカレーライス
・誕生日に必ず作る定番料理
・風邪の時に作る特別なおかゆ
・夏の定番、麦茶の煮出し方
・お弁当の定番おかず
・お盆やお彼岸の時に作る特別な料理

これらは、どこの料理本にも載っていない、あなたの家族だけの味です。季節ごとに、行事ごとに、少しずつ記録を増やしていきましょう。一年後には、立派な「我が家の味図鑑」が完成しているはずです。

特に、春の山菜料理、梅仕事、夏の保存食、秋の栗ごはん、冬の鍋料理。季節の移ろいとともに受け継がれてきた知恵も、ぜひ記録に残してください。こうした日本の食文化を次世代につなぐことも、終活世代の大切な役割なのです。

デジタルとアナログ、両方で残す

記録の方法は、ノートに手書きで残す「アナログ」と、スマートフォンやパソコンで残す「デジタル」の両方がおすすめです。

手書きのノートには、あなたの字や、ちょっとしたイラストまでもが思い出になります。一方、デジタルは共有しやすく、写真や動画も一緒に保存できる利点があります。

クラウドサービスを使えば、離れて暮らす親戚や友人ともすぐに共有できます。AIツールを活用すれば、手書きのメモをデジタル化したり、バラバラのレシピを一つのデータベースにまとめたりすることも簡単です。

伝統は「残す」もの

y.uemura / PIXTA

家族でお正月の台所に立つ方は、「お母さん、この味付けどうやるの?」「昔はおばあちゃんと一緒に作ったのよ」と語り合いながら。おひとり様の方は、静かに台所に立ちながら「この味を、誰かに伝えたい」と想いを込めて。どちらも同じように尊い行為です。

終活世代の私たちには、親世代から受け継いだ味があります。その味を、次の世代へ、あるいは未来の誰かへ。記録という形で残していくことが、最も温かく、最も意味のある終活なのです。

我が家の味は、我が家の宝物です。それを記録し、伝えることが、人生を豊かにする終活の第一歩。新しい年の始まりに、あなたも「味の終活」を始めてみませんか。お正月料理から始めて、一年を通じて我が家の味を受け継いでいきましょう。令和の時代、AIという新しい道具も味方につけて。

配信元: HALMEK up

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