エゴマの葉たっぷりでヘルシーな「タットリタン」。

さて、「この鍋は一体、何の鍋でしょう?」と聞かれて、どのくらいの人がわかるでしょうか。この大きなエゴマの葉で覆われたスープの中に入っている具材は、鶏とじゃがいもなのです。メニュー名は「タットリタン」。韓国ならではの唐辛子入りの赤いスープで、じゃがいもと鶏肉を煮込んだ鍋。鶏はもちろん、じゃがいものホクホク感がたまりません。煮込めば煮込むほど、どんどん甘みが出てくるので、時間が経つにつれ、辛さは気にならなくなっていきます。食べ終わる頃には、じゃがいもがスープに溶け込み、とろとろのペースト状に。大好きなソメク(焼酎+ビール)が進む味です。
魚介のスープが体に染みわたる「メウンタン」。

続いて、こちらの鍋は見た目の通り、ムール貝やイカ、エビなど海鮮がたくさん入っている「メウンタン」。以前、宿泊した淑大入口(スクテイック)駅からちょっと路地に入ると、海鮮鍋の店が並んでいる通りがあります。そこで、なんとなく良さそうと思って入ってみた店(google MAP上では『대군회관』と出てきます)で食べたのが、こちらの鍋。「メウンタン」とは、辛いという韓国語「メウン」とスープの「タン」を組み合わせた言葉。魚のアラから取った出汁と魚介から出る滋味深い味、そして唐辛子粉が溶け合い、まさに箸がとまらないおいしさ。見た目は赤くて辛そうですが、魚介から出る甘みで、そこまで辛くないのも、箸が進む理由。日本ではめったに飲まないソジュ(焼酎)が合うこと、このうえなし。旅ならではの、良さそうと思って入った店がおいしかったら、嬉しいですよね。

