タットリタン、メウンタン、ミナリスユク。もう一度、ソウルで食べたい鍋とは?

タットリタン、メウンタン、ミナリスユク。もう一度、ソウルで食べたい鍋とは?

茹でた韓牛をセリと合わせてさっぱり食べられる「ミナリスユク鍋」。

たっぷりのセリが韓牛で覆われ、食べる前から満足感が。

最後にご紹介するのは、新龍山(シンヨンサン)駅近辺を散歩していたときに見つけた『ヌンドンミナリ』の「ミナリスユク鍋」。今や各メディアでもたくさん取り上げられているほどの有名店ですが、私が訪れたのは、まだ地元の人たちしか並んでいなかった頃。整理券をもらって、近所のバーで飲みながら待つこと3時間。待った甲斐だけあって、それはそれは感動の味。たっぷり過ぎるくらいに入ったミナリ(セリ)の上に、韓牛のスユク(茹で肉)をドーンと乗せた豪快さに心を打たれました。肉好きとしては、たまらないビジュアル。焼き肉だけじゃない、韓牛のおいしい食べ方を知ることができて大満足。茹で豚は食べたことがあったものの、牛肉の茹で肉の鍋は初めての経験。添えられた大根も、さっぱり感を演出する名脇役。ここのユッケビビンパも必食です。

今回紹介した鍋のように、ソウルでしか食べられない味があるからこそ、何度でも行きたくなってしまうんですよね。野菜が多くてヘルシーな料理が多いので、いつも以上に食べたとしても胃もたれしにくく、次の日も元気で過ごせるのが嬉しい限り。残念ながら、鍋はひとり旅には不向きではありますが、スープや麺なども現地でしか出合えない味がたくさんあるので、ぜひ本誌をチェックしてみてください。

(担当編集/川端寿子)

TRIP TO SEOUL / ひとりでも、韓国・ソウルへ。&Premium No. 146

活気とスピード感に満ち溢れ、何度でも訪ねたくなる街、韓国・ソウル。もちろんその熱気に包まれる体験も大きな魅力ですが、歩く速度を緩めて街を眺めてみると、山に抱かれた美しい景色や歴史を感じる名所だけでなく、思いがけないところに、静けさを湛えたエアポケットのような場所があることに気づきます。今号の特集は、「ひとりでも、韓国・ソウルへ」。おもな案内人は、ソウルで Better Life を送るローカルのみなさんです。静謐な早朝散歩、地元で愛される食堂や喫茶店、市場の路地裏、精緻な工芸や日用品を扱う店、個性的な書店や美術館......。暮らす人たちのように“ふだんのソウル”に触れてみてください。 

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配信元: & Premium.jp

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