いつまでも輝く女性に ranune
最寄りのコンビニは「釜山港のセブン」新卒入社したメガベンチャーを1年で退職した女性が、“国境の島”に移住するまで

最寄りのコンビニは「釜山港のセブン」新卒入社したメガベンチャーを1年で退職した女性が、“国境の島”に移住するまで

順調だった東京での仕事と暮らしから一転、コロナ禍を機に“国境の島”(九州と韓国の間の対馬海峡に浮かぶ長崎県の島)と呼ばれる対馬へ移住した「庄司絵里加(愛称:えりやん)」さん(以下、えりやん)。現在はダンス教室を運営するほか、対馬のテレビ番組やFMパーソナリティ、バスガイド、狩猟など、さまざまなシーンでマルチな活躍を見せている。

 なぜ、対馬へ移住したのか。現在はどんな暮らしをしていて、何を目指しているのか。壮大な自然に囲まれた島の魅力などと併せて聞いた。

えりやん
えりやんさん

◆対馬で暮らすとは1ミリも考えていなかった

――福岡県のご出身ですが、もともと離島での暮らしに興味がありましたか?

えりやん:興味は全然なかったんです。私は福岡市で生まれ育ち、大学への進学を機に上京して就職。「この先もずっと東京にいるのかな」と思っていましたから。ただ、父の故郷が対馬なので、幼い頃に家族で対馬に行くことはありました。父の出身地なので自分のルーツと認識していましたが、将来この地で暮らすとは1ミリも考えていませんでした。

――アフリカ地域専攻のある大学へ進学されたそうですね。

えりやん:親がカンボジアでボランティアをされていた方の講演会に連れて行ってくれたりしたことがきっかけで、子供の頃から国際協力(開発途上国・地域の人々を支援する活動)に興味を持っていて、「国際社会に貢献できる人間になりたい」というのが人生の目標の一つだったんです。

 あと、テレビ番組の『あいのり』がめっちゃ好きで見ていて、アフリカの子供たちと触れ合うシーンがあったんです。水に寄生虫が入っていて飲めないんだけど、現地の子供は「お水を飲みませんか?」と優しさで言ってくれる。もし自分がその場にいても、その水を飲むことには抵抗がありますし、生まれた環境が違うだけで「この差は何だろう?」と思ったんです。すごく悲しいことだなと。

◆新卒入社したメガベンチャーを1年で退職

――大学卒業後はどんなお仕事を?

えりやん:港区のIT系企業に約1年勤務していました。その企業は同期が800人くらいいるメガベンチャーで、国際営業に携われるグローバルマーケティング部に所属していました。先輩たちが仕事に誇りを持っていて、そういう姿にすごく憧れたりとかもしたのですが、私はそこまでのモチベーションになれなかったんです。

「じゃあ、何だったらやりがいを持てるのか?」と自問自答した時に、もともと「表現すること」が好きだなと。大学3年の時にお芝居をしたいと思ってお芝居のサークルに入ろうとしたのですが、「今から入ってもらっても舞台に出られる機会がないので…」と断られてしまったことがすごく心残りで。脱サラしてお芝居の道へ進もうと思ったんです。


配信元: 日刊SPA!

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