◆母子家庭でもまともな恋愛観は育つ
私は母子家庭で育っていて、父が近くにいる環境ではありませんでした。そんな子ども時代に、叔母が当時付き合っていた彼氏(現在の叔父です)について、「本当に優しいの」といつも私に幸せそうに話してくれていました。
・叔母が体調を崩したら、症状について詳しく調べてくれる
・家族まで大事にしてくれる
・女性にお財布を出させない
実際に叔父は、実家に遊びに来るたび、受験勉強中だった小学生の私に夜食を買ってきてくれるような優しい人でした。
今思うとただののろけ話だったのかもしれませんが、それを聞いていたおかげで私は「彼氏は叔父のように誠実で優しい人でないと」という感覚が自然に身に着いたのです。
だから大事にしてくれない男性にそもそも惹かれることがありません。
その結果、なかなか好きな人ができず、恋愛経験は極端に少ないので、それがコンプレックスだった時期もあります。でも、今ではそれでよかったなと思っています。
子どもの頃に、理想の男性像がしっかりとできていれば、大人になってから夜の世界のような特殊な環境に身を置いても、“それが当たり前”にはならないのだと思います。
そのぐらい、周りの大人から受けた影響というのは強固だと感じています。
◆お正月の親戚の集まりは、男を見る目を養える時間
必ずしも“お父さん”でなくても、身近にいる大人の男性の振る舞いから、子どもは「男性とはこういうもの」という基準をつくっていくーー。お正月の“親戚の集まり”も、子どもにとって「男性を見る目」を養う貴重な時間ではないかと思います。
親戚が集まれば、上下関係や年齢差がある中での様々な立ち振る舞いが見えます。さらに、お酒が入って素が出やすいので、人間性もはっきりと見えてしまいます。
たとえば
・奥さんやそれ以外の女性への態度
・立場が弱い人への接し方
・その場にいない人の陰口や噂話
子どもは意外とよく見ているし、理解もしています。何気ない一言や態度が、10年後の恋愛観をつくってしまうかもしれません。
「娘が変な男に引っかからないように」と思うなら、子どもにとって、それが“当たり前”となってしまっては困るような振る舞いは見せないこと。そして、女性は男性を下げたりせず、のろけ話や感謝を口にすることも大切に思います。
お正月の集まりが、未来の幸せをつくる時間になったら素敵ですね。
<文/山崎みほ>
―[経済レポーター×銀座No.1ホステス・山崎みほ]―
【山崎みほ】
経済レポーター。証券外務員一種/行動心理士。 株式投資情報のレポーターとして、上場企業の取材記事や経済ニュースを執筆。Yahoo!ファイナンス、YouTube等メディアでは上場企業社長のインタビューも行う。また、銀座の高級クラブでホステスとしても勤務、心理学と行動経済学の知識を基にNo.1を獲得。経済レポーターの深い洞察力と人気ホステスとして培った対人関係術を融合し、夜の世界では1日40組、昼間の営業職では成約率90%の成績を上げるなど、昼夜問わず結果を出すスタイルを築いている。Xアカウント:@mihoy001

