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「秋田では子どもを産みたくない」と妻に言われ…家族連れで地元に移住した30代男性の後悔「楽しいのは自分だけだった」――年末年始ベスト

「秋田では子どもを産みたくない」と妻に言われ…家族連れで地元に移住した30代男性の後悔「楽しいのは自分だけだった」――年末年始ベスト

◆「秋田では子どもを産みたくない」とまで…

妻の不満は、溜まっていく一方だった。

「不満を説得した直後から、『秋田では子どもを産みたくない』『あなたは地元の女友達とも遊んでいるから、身体を触らせたくない』と言われて、レスになったんです。自分はそれでも妻を愛していましたから、ほかの女性に手を出すことはありませんでしたが、やっぱり男ではあるので、欲求不満にはなりましたね」

夫婦の溝は、徐々に深いものになった。

「妻は部屋に閉じこもりがちになりました。家事は分担していたのですが、『やる気になるまで休んでていい』と声をかけて、私が全部やるようになりました。そのうち、なにもやらずにずっと寝ている妻の態度に不満を感じ、『しばらく東京の実家に帰ってみてはどうか』と提案しました。子どもは置いていってほしかったけれど、『一緒じゃないと嫌』と言うので、しかたなく子連れで帰ってもらい……。移住して楽しいのは自分だけだったのではないかと少し反省しました」

◆「家族を捨てた」という噂が流れてしまう

山岡さん夫妻は結局、どうなったのだろうか。

「東京に帰ってから、連絡の頻度も減り、秋田に戻って来る気配は全くありませんでした。仕方がないので休みを利用して東京に迎えに行くと、『私はもう秋田には行かない』と。また、子どもも妻に吹き込まれたのか『秋田は嫌』というんです。妻の身勝手な言動が許せず、『秋田に来ないなら、もう離婚する』といいました。

妻と両親から『自分の都合で秋田に家族を連れて行って、合わないと言ったら、別れを切り出すなんて、とんでもない男』と……。三行半を突きつけられる形で、離婚が成立しました。

そのうち『あいつは家族を捨てた』と変な噂が広まって、地元の友達と疎遠に。さらに、会社が突然テレワーク廃止を通告してきました。いまさらかっこ悪くて東京に戻れないので退職しました。今は親元で暮らしつつ、転職活動を進める日々です」

世帯を持っている場合、移住は家族の問題となる。1人の意思を優先させるのではなく、パートナーや子どもの意見もしっかり聞いて、可否を決めたいものだ。

<TEXT/佐藤俊治>

【佐藤俊治】
複数媒体で執筆中のサラリーマンライター。ファミレスでも美味しい鰻を出すライターを目指している。得意分野は社会、スポーツ、将棋など
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