愛着のあるものだけを置いて。メディアクリエイター・Mamiさんが住む、27㎡のワンルーム。

愛着のあるものだけを置いて。メディアクリエイター・Mamiさんが住む、27㎡のワンルーム。


本当に大切なものだけと暮らす。

天井が高く、日当たりも抜群なMamiさんの部屋。一番苦労したのはキッチン右側の狭いスペースに入る幅の冷蔵庫を探すこと。〈アイリスオーヤマ〉で発見!

 初めてのひとり暮らしにMamiさんが選んだのは都心にある27㎡のワンルーム。部屋探しにあたっては、絶対に譲れない条件があった。

「賃貸物件によくあるクリーム色の壁紙とか、プラスチックの幅木、クッションフロアも嫌で。なかなかピンとくるものに出合えませんでした」

 苦戦した物件探しの最中、たまたま目にしたのがこの部屋。理想より狭かったが、不思議と見ておきたいという思いに駆られ、内見した。

「漆喰風の真っ白な壁、濃い茶色のシックなフローリング、幅木もナシ! 日当たりもよくて天井が高いせいか圧迫感もない。即決でした」

 キッチンにビルドインランドリーがある海外のスタジオのような雰囲気。〈デロンギ〉のエスプレッソマシンを置いたら、より異国感が出た。スウェーデン製のヴィンテージチェストで程よい温かみを加え、理想とするバランスに整えた。

 とはいえ、やっぱり収納は少ない。季節の服だけ小さなクローゼットに、残りはトランクに入れてベッド下に収納している。調味料やストック食材は美しいデザインのものを選んでキッチンに出しておく。気にならないどころか、気分が上がる。こまごまとしたものはチェストの中へ。覗いてみると、お気に入りの箱を使って上手に分別収納されている。

チェストの中は小箱を使って種類別に整理整頓。思い出の品に加えて、印鑑など、日常的に使うものも収納している。
季節外の洋服を収納したスーツケースはベッド下に。スタイリッシュなアルミ製は、部屋のインテリアの一部になる。
陶器の卵ケースを手に入れてから、涼しい季節はキッチンに出しておくように。おかげで冷蔵庫の空きスペースも増えた。

「旅行先のチケットとか、プレゼントにかかっていたリボンとか、思い出の品を捨てられなくて(笑)。お菓子やアクセサリーが入っていた素敵な箱に入れると、より愛着が湧くなと思って」と、ひとつひとつ愛おしそうに見せてくれた。

「好きなものが全部ある。今の私にとっては十分な部屋なんです。この先もっと大切なものが増えたら、住む部屋も変わるかもしれませんね」

Mamiメディアクリエイター

フリーランスで企業やショップ、レストランなどのSNS運用を手がける。動画や写真撮影も自ら行い、幅広い分野でメディアプロデュースに携わる。

instagram.com/ru_mami

photo : Tomoyo Yamazaki edit & text : Yuriko Kobayashi

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配信元: & Premium.jp

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