インタビュー前編に引き続き、後編では、現在の住まいや今後の展望、移住してから始めたというイノシシとシカの狩猟、対馬が取り組んでいる海業などについて聞いた。

◆気になる家賃は「一軒家で2万5千円」
――現在のお住まいは一軒家ですか?えりやん:築60年の一軒家を借りています。移住当初に住んでいた部屋が玄関を開けると全景が見えるような感じのワンルームだったので、「リビングが別にある部屋がいいな」と周囲に言っていたら、知り合いが紹介してくれたんです。対馬には不動産がないので、大家さんと直接交渉して契約しました。
それと、お手洗いがすごく古かったので、これではお客さんを呼べないと思って工事をしてもらい、もともとの家賃が3万3千円のところ、交渉して家賃を2万5千円にしてもらいました。それと、当時勤務していた対馬の島おこし協働隊からは、住環境を整えるための補助金が出ましたね。
――近所にスーパーやコンビニはありますか?
えりやん:ありますけど少ないです。タケスエというスーパーが車で約10分ほどの場所にあってよく買い物に行きますが、15分くらい滞在するだけで20人近くの人と挨拶したりしゃべったりする時もあります(笑)。それだけ地域の皆さんとの距離感が近いということだと思います。コンビニは対馬全体で片手で数えられるくらいです。
◆ずっと居続けるかはわからないが、今のところは…
――対馬に永住する予定ですか?えりやん:永住の可能性があるかと聞かれれば無くはないのですが、私はもともと「やりたいことで動く人間」なので、今後海外に住む可能性もあるかもしれませんし、もともと国際協力への興味があるので、アフリカへ行きたいと思うかもしれません。ただ、対馬はすごく好きですし、今は出ていく気持ちはないです。
以前勤務していた島おこし協働隊の任期は3年でしたが、最終年を迎える時にしばらく対馬に住むか、それとも島を離れるかを考えた時期がありました。悩みましたが、やりたいことがいろいろできる今の暮らしを続けたいなと思ったんです。

