みなさんは一日にどれくらい動画を見ますか?
私は主にYouTubeを利用しますが、先ほど確認したところ、毎日最低でも1時間半ほど、多いと5時間以上の動画を視聴していることがわかりました。
もちろん、音楽を流したり、聞き流したりと、実際に動画視聴だけに集中する場面だけではないにしても、毎週10時間以上を費やしていたとなると、なんだか恐ろしくなります。
休憩すること、娯楽を楽しむことはよいのですが、「10時間分のなにか」を私は得られたのだろうか?と。
ちなみに、ここでいう「なにか」とは、知識に限らず、「癒し」や「感動」なども含みます。つまり、「漫然と動画を見て時間を無駄にしていなかっただろうか?」と気になったのです。

◆コンテンツ過多時代に生きる難しさ
昨今、誰しもがスマホに夢中です。電車内を見渡せば、みんな手元の板にぞっこん。大人も子どもも、赤ん坊までもがブルーライトで照らされる作り物の世界を見ています。
大人はある程度分別が着くでしょうし、自己管理くらい自分でできるでしょうけれど、問題は子どもたち。
感情に振り回され、一時の利益や損失に目を白黒させて、目の前の甘い罠に自分から引っかかりに行くこの危なっかしい生き物は、暇があればずっとネットの海を遊泳し続けます。
勉強がおろそかになるとか、部活動や習い事をサボるとか、これらは珍しい話ではありません。
私自身、「いま生まれていたら大変なことになっていた」と強く感じます。大変生きるのが難しい時代に突入している。
そこで、今回は「コンテンツ過多時代を生きるには」を考えます。
◆無料で遊べるものが多すぎる
かつて、遊ぶためにはお金が必要でした。「それはそうだろう」と感じた方も多いでしょうが、一応解説すると、ゲームを遊ぶにはゲーム機本体とゲームソフトを買わないといけませんでしたし、動画や漫画を楽しみたければ、買うなり借りるなりしなくてはならなかった。
しかし、今は違います。
無料で遊べるゲームなんてごまんとありますし、しかもそれがスマートフォンで動作してしまう。
動画はYouTubeやTikTokで、漫画は『ピッコマ』や『マンガワン』などのスマホアプリで、それぞれ無料で楽しめる。
いまとなってはスマホなんて大人も子どもも誰しもが持ち歩くもの。
実際に、こども家庭庁による「令和五年度青少年のインターネット利用環境実態調査」によれば、小学生(10歳以上)の70.4%、中学生の93.0%、高校生の99.3%が専用のスマートフォンを所持しているとされます。
インターネットの利用状況も年々上昇しており、もはや子どもたちの生活からスマホとネットは切り離せません。

