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研ナオコ72歳・大きなお世話は大歓迎!やらない後悔よりずっといい

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相手が自分を忘れても「自分がちゃんと覚えておくこと」が大事

相手が自分を忘れても「自分がちゃんと覚えておくこと」が大事

2025年5月に公開した映画「うぉっしゅ」では、私は認知症のおばあちゃんを演じました。

みんな認知症になりたくないと言うけど、いつ自分の身に起こるかわからないんだから、他人事にしちゃいけない。もし近所の方で“あれ?”と思ったら、気付いて見守ってあげたり、ご家族に「何かあったら言ってね」と話したりすることもすごく大事だと思います。

映画の中で私が演じるおばあちゃんは孫のことも覚えていないの。印象的なのは、何年も会ってないのに突然介護することになった孫が、知人から「おばあちゃんが忘れたんじゃない。忘れられてしまっていたから、忘れてしまったんですよ」と言われるシーン。

相手が自分を忘れてしまっても、たとえ亡くなったとしても、自分がちゃんと覚えておくことが大事なんですよね。うちは私の親もダンナの親も亡くなってますが、会話の中にしょっちゅう出てくるの。そうやって笑いながら話すことが一番の供養かなと思ったりします。

親が生きているときは時々顔を見にいって「元気そうね」なんて会話はしたけど、もっと一緒にいてわがままを聞いてあげればよかったという後悔はありますね。親は子どもに迷惑をかけまいと気を遣うんですよ。

でもね、一生懸命子育てしたんだから迷惑をかけていいんです。子どもに後悔させないように、どうか面倒をかけてやってください。いずれ私は子どもたちに「おいていくなー!」ってしがみつくつもりです(笑)

取材・文=五十嵐香奈(ハルメク編集部)、撮影=中西裕人、ヘアメイク=堀ちほ

※この記事は、雑誌「ハルメク」2025年5月号を再編集しています。

配信元: HALMEK up

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