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築50年の家はリフォームできる?|費用相場・注意点・建て替え比較まで【古い家の劣化チェックポイント付き】

築50年の家はリフォームできる?|費用相場・注意点・建て替え比較まで【古い家の劣化チェックポイント付き】

3. 築50年の家はリフォームと建て替えどちらが得?費用・工期・将来価値を比較

築50年の家は修繕箇所が多くなるため、建て替えも視野に入れたほうがいいケースも出てきます。悩んだときの判断ポイントにするために、ここでは費用・工期・将来価値の3つを比較してみましょう。
まずは、費用目安と工期を見てみましょう。

リフォーム 建て替え
費用目安 350万円~3,000万円
30万円~73万円/坪
2,200万円~4,500万円
65万円~125万円/坪
工期 1か月~5か月 3か月~8か月
判断ポイント

構造部分に問題がない

できるだけ費用を抑えたい

再建築不可物件

資産価値を高めたい

子や孫に家を引き継ぎたい

3-1.リフォームの費用・工期・将来的価値

リフォームにかかる費用は、部分リフォームで350万円から、スケルトンリフォームになると1,500万円〜3,000万円が目安です。工期に関しても部分リフォームなら1か月〜3か月程度、スケルトンリフォームでも3か月〜5か月ほどで終わります。

ただし、リフォーム後に住み続けられる年数は、スケルトンリフォームを行ったとしても20年〜30年が目安。部分リフォームで済ませる場合は、数年おきに再リフォームが必要になるでしょう。
自分たちが暮らすだけなら十分ですが、子や孫に引き継ぐことを考えているなら、建て替えをおすすめします。

3-2.建て替えの費用・工期・将来的価値

建て替えには既存住宅の撤去費用がかかるため、費用は2,200万円~4,500万円が目安です。
2人暮らし向けのコンパクトな平屋にするなど、面積をコンパクトにすれば、リフォームより費用を抑えられるケースもあるでしょう。
ただし、建て替えでは撤去作業を行うため、工期に関しては3か月〜8か月ほどかかります。

建て替えは費用も工期も高く、長くはなりますが、住宅寿命はぐっと延びるため、子や孫に資産として引き継ぐことも可能です。
メンテナンスコストや周期もリフォームより抑えられることが多く、長期的な価値を重視する人に向いています。

【再建築不可物件に要注意!】

既存住宅が『再建築不可物件』にあたる場合は、建築確認をともなう大規模なリフォームや建て替えができません。
できるのは、最低限住める状態に整えるための、部分的かつ軽微なリフォームに限られます。

築50年の住宅はリフォームか建て替えか?費用や判断ポイントで比較

4.築50年の家でのリフォーム実例

ここからは築50年の家を素敵にリフォームした事例を5つ紹介します。

4-1.代々受け継いだお家を耐震リノベーションした事例(約1,650万円)

代々受け継いだお家を耐震リノベーションした事例のリビングの写真

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築年数 50年
費用 約1,650万円
面積 104.4㎡
工期 3ヵ月
工事内容 耐震性能・断熱性能の確保、水回り設備、内装の一新

曾祖母からの家を手放したくないと考え、リフォームして引き継いだ事例です。

耐震診断でよくない結果が出ており、また夏暑く冬寒い課題も抱えていたことから、耐震性能・断熱性能を確保するプランを選択。
あわせて水回り設備や内装も一新。内装は白と木目で全体をまとめたため、とても築50年とは思えない、モダンで明るい空間に仕上がっています。

出典:https://ishome.ltd/jirei/detail.php?pid=1297

4-2.今の暮らしの不満や不安を解消し、この先も住み続けられる家へ事例(1,000万円台)

今の暮らしの不満や不安を解消し、この先も住み続けられる家へ事例のリビングの写真

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築年数 55年
費用 1,000万円台
面積 57.30㎡
工期 3ヵ月
工事内容 全面改装(2DK→2LDK+WICの間取り変更含む)

築50年以上が経過したことで、老朽化した水回り設備の更新やライフスタイルにあわせた間取り変更を目的にリフォームした事例です。

床を直張りフローリングから二重床構造にしたことで、給水管の更新や追い焚き用の配管、床暖房の新設が叶いました。
壁面収納やウォークインクローゼットなどを造り込むことで、物があふれない暮らしを実現できたそうです。

出典:https://www.artreform.com/example/9638/

4-3.趣を残しながら現代の生活に合った家にリフォーム(~2,000万円)

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築年数 60年
費用 1,000~2,000万円
面積
工期 3ヵ月
工事内容 外壁・間取り変更(8LDK→4LDK+書斎)を含むフルリフォーム

古い家のいいところは残しつつ、現代の生活に適した間取りや設備になるようフルリフォームした事例です。
建具や梁を生かし、和とヴィンテージと北欧がほどよくミックスされたオシャレな内装に仕上がっています。

キッチンは、壁付けの独立キッチンを対面式のオープンキッチンに変更。家族ともコミュニケーションが取りやすくなり、開放的な空間の中で料理ができます。
広縁は、壁・床・天井に断熱材を施工することで隙間風を防ぎ、引き戸を2重サッシにすることで断熱効果もアップ。
間取りは大幅に変更せず、利用できる間取りや建具はそのままにすることで、費用を節約しました。

出典:https://www.artreform.com/example/882/

4-4.基礎から補強し安心して暮らせる家に(2,344万円)

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築年数 50年
費用 2,344万円
面積 165㎡→122㎡+車2台分のガレージ
工期 3ヵ月
工事内容 スケルトンリフォーム(減築・10DK→4LDKの間取り変更含む)

木造とブロック造の混合構造の建物をリフォームした事例です。
賃貸物件と併用していた家を、家族が暮らす間取りにするため、スケルトンリフォームを行い間取りを一新。たくさんあった部屋をまとめ、一部を収納スペースとして活用しました。

スケルトンリフォームで外観も一新。ブロック造側はモルタルと塗装仕上げ、塗装木造側をサイディング仕上げにしました。
耐震補強は、柱や梁のつなぎ目に耐震金物を施工し、必要に応じて布基礎を追加しています。
キッチンは、独立タイプからオープンキッチンに変更。オープンタイプですが、壁付けにすることで独立タイプのように調理に集中できる環境になりました。

出典:https://www.8044.co.jp/gallery/381

4-5.基礎・断熱・耐震補強&回遊できる便利な間取り(2,370万円)

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築年数 50年
費用 2,370万円
面積 120㎡
工期 6ヵ月
工事内容 フルリフォーム(3DK→2LDKの間取り変更含む)

薄暗い部屋もあり、使いにくさを感じていた築50年を過ぎた家で、耐震性や断熱性にも不安がありました。

そこで家の中央に大きく回遊できるリビングを配置し、同じ空間にキッチンと書斎も追加。明るい光が差し込む、風通しのよいLDKになりました。
また基礎・耐震性・断熱性を見直し、家族の安全と健康を守れる家に生まれ変わっています。

出典:https://freshhouse.co.jp/case/17051/

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