いつまでも輝く女性に ranune
築50年の家はリフォームできる?|費用相場・注意点・建て替え比較まで【古い家の劣化チェックポイント付き】

築50年の家はリフォームできる?|費用相場・注意点・建て替え比較まで【古い家の劣化チェックポイント付き】

5.築50年の家でのリフォームで使えるローンや補助金

築50年の住宅をリフォームするときに、使えるローンや補助金について解説します。

5-1.築50年の住宅リフォームで使えるローン

リフォーム費用は、「リフォームローン」「住宅ローン」で調達できます。

有担保のリフォームローンや住宅ローンは金利が低いことがメリットですが、築50年の戸建て住宅は資産価値が低く、また新耐震基準に適応していないため、住宅を担保にするローンは審査が通りにくく難しいでしょう。持ち家のリフォームで所有者が高齢の場合、審査に通るのはさらに難易度が高いです。

そのため、築50年の住宅リフォームでは、リフォームローンを検討するのが一般的です。リフォームローンは住宅ローンよりも金利は高めですが、担保が不要な商品が多く、比較的借り入れしやすいことが特徴です。

ただし、リフォームローンは借入限度額が1,000万円程度、完済時年齢も80歳としているケースが少なくありません。そのため、不足額は自己資金が必要になる点は理解しておきましょう。

なお、実家のリフォームにかかる費用を子どもが借り入れる場合、一定額を超えると贈与税が発生するため、名義変更とあわせて検討が必要です。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

実家のリフォームで検討したいことや費用相場|贈与税についても解説

あなたに最適なリフォームローンが選べる!金利・比較ポイントなど解説

5-2.補助金・助成金も活用しよう

中古住宅のリフォームにおいては、国や自治体の補助金制度を利用できる可能性があります。とくに、以下のようなリフォームは、補助金の対象になる可能性が高くなるでしょう。

断熱性能を高めるリフォーム

旧耐震基準で建てられた家の耐震性能を高めるリフォーム

また、居住者のなかに要介護・要支援の認定を受けた人がいる場合、介護保険も活用できます。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

【2026年度の情報も】リフォームで使える補助金を一覧で紹介!申請方法も解説

6.築50年のリフォームで会社を選ぶ注意点

築古物件のリフォームは、家を根本から修繕する工事が必要になります。
家の安全性・快適性・寿命に直結する部分なので、リフォーム会社の選定が何より重要です。つまりこの選択が、リフォームの仕上がりと満足度を大きく左右します。
満足度が高いリフォームを実現するためには、どのような部分を意識して会社選びを行えばよいのでしょうか?

6-1.築古物件のリフォームの経験が豊富な会社を選ぶ

築50年を超える物件では、実際に家を解体してみてから新たな修繕箇所が発覚するケースも少なくありません。
とくによくみられるのが、次のような追加工事です。

築古物件で発生しがちな追加工事

床を解体したら土台部分が腐朽していた

基礎の裏側に大きなクラック(亀裂)があった

想定外の場所から雨漏りがあり、構造が腐朽していた

シロアリの食害が想定以上に広がっていた

こうしたイレギュラーに現場で対応できる知識と経験があり、なおかつ追加工事を見越して、見積書に想定費用を盛り込んでくれるようなリフォーム会社に相談するのが安心です。
施工事例や口コミなどから、築古物件の対応実績を必ず確認しておきましょう

6-2.「耐震」「断熱」「配管の交換」を総合的に判断できる会社を選ぶ

築古物件のリフォームでは、耐震・断熱・配管といった“家の根本部分”の見直しが最優先になります。しかし、これらの工事はそれぞれ専門分野が異なるため、別々の業者が対応するケースがほとんど。たとえば、耐震補強や断熱改修は大工が行いますが、配管は設備業者、電気工事は電気工事店が行います。

分担しての作業になるため、依頼先のリフォーム会社が工事の全体像を把握していなければ、必要な箇所に適切な工事が行われない恐れがあります。どの工事を優先すべきか、予算をどう配分するべきかなど、バランスをみながら判断できる会社に相談することが大切です。

6-3.必ず相見積もりを取る

同じように築50年の家のリフォームを依頼しても、リフォーム会社によって提案内容も費用も大きく変わってきます。十万円、百万円単位で見積もり費用が変わるケースも多いので、内容と費用を比較し、自分たちに最適な会社を選ぶことが大切です。

そのためには少なくとも2〜3社に相談し、次のようなポイントを比較しましょう。

【相見積もりのチェックポイント】
見積書の内容と項目が細かく記載されているか
「一式」の表記がないか
追加工事の費用が考慮されているか
諸費用、設計費、申請費などが他社と大きくズレていないか
アフターフォローや保証があるか、内容が明確か

これらの項目が丁寧に記載されており、なおかつ相場費用とかけ離れて安すぎないことがポイントです。中には初回見積もりを安く提示し、契約後に追加費用を請求する会社も存在します。
そうしたトラブルを防ぐためにも、上記の点を必ず確認してください。

また、担当者の態度やリフォーム知識の深さなども加味しながら、安心して依頼できる会社を探しましょう。

リフォームの相見積もり、何社に頼む?ポイントや進め方・マナーを全解説!

6-4.現地調査での対応を見極める

リフォーム会社が行う現地調査では、その会社の知識や技術力がはっきりとあらわれます。
立ち合い時には、次のようなポイントをチェックしておきましょう。

【現地調査時のチェックポイント】
床下に潜り、土台や配管類を確認しているか
基礎の状態を丁寧に確認しているか
家や柱、梁の傾きを調べているか
屋根裏に入って雨漏りの有無や構造の状態を確認しているか
外壁の状態や基礎まわりの土の状態まで見ているか

「床下を除いただけ」「天井を見ただけ」など、簡易的な目視で金額を出すような会社は避けたほうが無難です。床下に潜り、天井裏に入って隅々まで状態を確認し、その内容をしっかりと説明してくれる会社に相談しましょう。

リフォームの現地調査とは?実際の流れ・7つの確認すべきポイントを解説

あなたにおすすめ