チャノキの仲間・品種
栽培されるチャノキは主に、中国種とアッサム種の2つの変種があり、日本で栽培されている品種は、中国種に由来します。また、両種の交配種も栽培されています。
中国種 Camellia sinensis var. sinensis

中国南部が原産で、葉が小さく枝葉がよく茂り、樹高は3mほどです。渋みが少なく、緑茶に適します。
アッサム種 Camellia sinensis var. assamica

東ヒマラヤから中国までの広い地域が原産で、アッサム地方などのインドで主に栽培されています。発酵しやすいため、主に紅茶や烏龍茶に使われます。10m以上の高さまで生育し、葉は大きく表面にしわがあり、渋み成分のカテキンが比較的多く含まれます。
‘やぶきた’
国内で多く栽培される品種です。樹勢や耐寒性は強く、育てやすいです。観賞用としても栽培されますが、やや病気に弱い傾向があります。
‘天白(てんぱく)’
直径4cmほどの大きめの花は、咲き進むにつれて赤色を帯びます。新芽が赤く、葉に白斑が入る‘天白錦’もあります。
‘べにふうき’
アレルギー症状に改善効果が見込めるメチル化カテキンを多く含み、花粉症対策のお茶などとして人気があります。
紅茶向けとして、アッサム種と中国種の交配により作られた品種です。病気に強く、有機栽培にも適します。同様の交配により作られた紅茶向けの品種として、‘べにひかり’や‘べにほまれ’があります。
‘せいめい’
やや早生で病気に強い品種で、有機栽培が可能です。栽培適地は関東地方以南で、抹茶向けに開発されました。うま味が強く、被覆栽培で品質や収量が優れます。同様の性質で病気に強い品種に‘さえあかり’もあります。
チャノキの栽培12カ月カレンダー
植え付け:4~5月
植え替え:4月
肥料:2~3月
剪定:3~4月
挿し木:6月
