
文具のとびら編集部
岐阜県高山市中心部で約70年続く「いまい文具店」と、その2階にある筆記具専門店「Pen Shop IMAI」を運営するいまい文具店グループは、その姉妹店となる「Ink Shop IMAI」を2025年9月7日にオープンした。
新店舗は、ボトルインクとカラーペンの専門店。従来の画材専門店と文具店の間にある空白地帯を埋め、色をもっと気軽に楽しめる新しいジャンルの文具店として誕生した。コンセプトは 「色を楽しむ文具体験」。1,000種を超えるボトルインクをずらりと品揃え。さらに、カラーペンやカラーマーカーなども豊富に取り揃えている。

1,000種を超えるボトルインクがずらり、カラーペンやマーカーも豊富
店内は、木目を基調にした落ち着いた雰囲気になっており、作品づくりや手書きの時間を邪魔しない、柔らかな空間づくりを行っている。店内の動線は、「色を見る→試す→作品にする」までが自然につながるよう設計。初めての人でも迷わず楽しめるレイアウトになっている。また、照明には 演色性(Ra値)の高いライトを採用し、インクやカラーペンの色味が“自然光に近い状態で正確に見える”ようにこだわっているという。微妙な色の差やラメ・シマーの光り方までくっきりと確認でき、試し書きの満足度が高いと好評を博しているそうだ。「専門的でハードルの高い画材店でも、定番文具だけの文具店でもなく、ビギナーの方でも気負わず入れる“色の入口”を意識しています。カラーペンやインクを『特別な道具』ではなく、日用品として暮らしに彩りを添えるものとして使ってほしいという思いから、手に取りやすいアイテムを幅広くそろえています」と話すのはいまい文具店グループの今井康貴代表。
ボトルインクは、国内メーカーのものだけでなく、フェリスホイールプレス、エルバン、モンブラン、TWSBIといった海外の人気ブランドも幅広く展開。さらに、高山の風景をテーマにしたオリジナルインク「飛騨の情景シリーズ」(古い町並み・奥飛騨・春祭り)も販売。このオリジナルインクは好評を博しており、「観光のお客様にも手に取っていただく機会が増えています」という。

一方、カラーボールペンは定番ブランドを中心に充実させたほか、カラーペンも国内外の有名ブランドを網羅している。また、ミリペンやドローイングペン、つけペン、漫画用インクなど、コミック分野の用品も充実。さらに、紙ものもスケッチブック、水彩紙、クロッキー、ドローイングペーパー、黒紙ノート、ポストカード、漫画原稿用紙など幅広く展開しており、「『描く・書く・作る』を店内で完結できる総合的な“色の専門店”になっています」と今井代表は話す。

このほか、文具関係の書籍を閲覧したり、画材を使用できる有料のワークスペース「文具の小部屋」を設けており、店舗の前を流れる宮川を望むテラス席も用意した。

オープン以来、文具ファンはもちろん、国内外の観光客も多く来店。「色の数に圧倒された」、「初めてガラスペンを使った」といった声が多く、特にワークスペースの「描き放題プラン」は好評とのこと。
なお、いまい文具店グループは、2025年11月7日、8日の両日、高山市のまちの体験交流館で大型文具イベント「飛騨高山 文具マルシェ」 を初開催(関連記事)。地域住民・(国内外の)旅行者・文具ファンが交わる“文具交流の場”としてにぎわったそうで、「“文具文化を高山から世界へ”をテーマに、地域と観光の両面で文具の魅力を広げていきたいと考えています」と今井代表は力強く語った。
■所在地:岐阜県高山市本町3-5
■売場面積:約35㎡(ワークスペース含む)
■営業時間;10:00~18:00(月曜不定休)
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