「ふふ」といえば、2007年に熱海で1施設目が誕生して以来、京都、日光、箱根、河口湖など9か所にあるスモールラグジュアリーリゾート。銀座中央通り沿いに温泉付きの宿が誕生するのは、銀座の歴史でも初めて。銀座ならでは、そして「ふふ」ならではの特別感満載の宿だ。
銀座で味わう日本リゾート


コンセプトは「伝統の香り 庭と温泉 銀座で味わう日本リゾート」。入っていくところから、そのエッセンスが実感できる。エントランスは、銀座中央通りから1本入ったガス灯通り。迎えてくれるのは、日本の伝統建築である瓦土塀。エレベーターに乗り、ロビー階に到着すると、まず目に入ってくるのが、布でできたアート作品だ。和装専門店「銀座もとじ」が泥染めで作ったもの。泥染めで使われた泥は、銀座の地のもの。館内にはこのほかにも竹細工などのアート作品が展示されている。
日本の伝統と現代の感性が融合した客室

客室は全34室。スタンダードの広さが55㎡というゆったりした開放的な空間で、四季と自然、日本の伝統と現代の感性が交差する。そして、各室ともテラス付き。草木が植えてあり、座れるスペースも。日本の伝統的な建具である雪見障子が風情を演出。銀座の宿泊施設で窓を開けられるというのも、都心とは思えないぜいたくさ。銀座の街の音までも心地良い。

そして、「ここに来たかいがあった」と思わせてくれるのが、天然温泉だ。お湯は、なんと「ふふ 熱海」から毎日“直送”されているのだという。かつて徳川家康は湯治で訪れた熱海の湯が気に入り、その後江戸城まで運ばせたのだとか。そんなぜいたく気分が味わえる。湯につかり、ふと壁のタイルを眺めると、ほのかに模様が見える。なんでも、銀座で採った柳の枝を焼き付けたのだそうだ。こんなところにも、銀座ならではのものが。
