いつまでも輝く女性に ranune
黒木瞳さん【後編】「上手に年をとる」ということ――父と先輩の言葉に導かれて

黒木瞳さん【後編】「上手に年をとる」ということ――父と先輩の言葉に導かれて

先輩女性の言葉

内館牧子さんの『十二単衣を着た悪魔』(幻冬舎)という私の好きな小説がある。若い男の子が源氏物語の中にタイムトリップして、平安時代に生きる人たちから刺激を受け成長していくという物語だ。

映画作品としていろんな方に知ってもらいたいなという思いが叶って、2020年に実現した。私の3本目の監督作品でもある。

その中で桐壺帝の第一妻、弘徽殿女御の言い放つ言葉には深く感銘を受けた。

「人は必ず老い、時代は動く。いつまでも同じ人間が同じ場所に立ってはいられない。必ず若い者の世が来る。そのときは潔く退く。それが品位というもの。惨めな画策などせず、若い者には負ければよいのです」と。

若い子に負けまいと若作りをしても詮無いこと、気負いのない生き方こそがその人の品性につながるのだ。先輩女性の言葉は心強い。

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配信元: HALMEK up

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