いつまでも輝く女性に ranune
【江本孟紀】今の巨人には「若手のころの坂本のような選手」が必要だ。「根性」という言葉を肝に銘じるべき

【江本孟紀】今の巨人には「若手のころの坂本のような選手」が必要だ。「根性」という言葉を肝に銘じるべき

◆若い選手たちに送りたい「根性」という言葉

 
 はたして今の巨人には、当時の坂本のような選手がどれだけいるのだろうか。かつてのように、大型補強ができない。それゆえに、二軍で汗を流す若い選手たちも、懸命に頑張って結果を残していけば、一軍で活躍できる機会がきっとまわってくるはずだ。

 一軍に呼ばれないというのは、どこかに「巨人のユニフォームを着ている」ことに対する満足感や達成感があるのではないだろうか。そんな選手ばかりでは、一軍で活躍はおろか、首脳陣からも評価してもらえない。

 せっかくプロの世界に入ったのだから、がむしゃらに練習し、自身の能力を磨き上げていくことを何より優先してほしい。

 プロ野球選手として現役でいられる期間は、高卒であれば7年、大卒であれば5年くらいと言われている。だが、長く現役生活を送りたいのであれば、1球でも多く投げ、1球でも多く捕って、1球でも多く打つことでしか、道は開けない。

 今の時代では、「根性」という言葉は死語かもしれない。しかし、時代をこえて肝に銘じるべき言葉だと、私は思っている。

<談/江本孟紀>

【江本孟紀】
1947年高知県生まれ。高知商業高校、法政大学、熊谷組(社会人野球)を経て、71年東映フライヤーズ(現・北海道日本ハムファイターズ)入団。その年、南海ホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)移籍、76年阪神タイガースに移籍し、81年現役引退。プロ通算成績は113勝126敗19セーブ。防御率3.52、開幕投手6回、オールスター選出5回、ボーク日本記録。92年参議院議員初当選。2001年1月参議院初代内閣委員長就任。2期12年務め、04年参議院議員離職。現在はサンケイスポーツ、フジテレビ、ニッポン放送を中心にプロ野球解説者として活動。2017年秋の叙勲で旭日中綬章受章。アメリカ独立リーグ初の日本人チーム・サムライベアーズ副コミッショナー・総監督、クラブチーム・京都ファイアーバーズを立ち上げ総監督、タイ王国ナショナルベースボールチーム総監督として北京五輪アジア予選出場など球界の底辺拡大・発展に努めてきた。ベストセラーとなった『プロ野球を10倍楽しく見る方法』(ベストセラーズ)、『阪神タイガースぶっちゃけ話』(清談社Publico)をはじめ著書は80冊を超える。
配信元: 日刊SPA!

提供元

プロフィール画像

日刊SPA!

日刊SPA!は、扶桑社から発行する週刊誌「週刊SPA!」が運営するニュースサイトです。雑誌との連動はもちろん、Webオリジナルの記事を毎日配信中です。ビジネスマンが気になる情報を網羅!エンタメ・ライフ・仕事・恋愛・お金・カーライフ…。ビジネスタイム、プライベートタイムで話したくなる話題が充実!

あなたにおすすめ