生涯独身とは限らない、思いもよらないライフプランの変化に対応できるか
Nさんはまだ38歳。これから60歳までには22年あります。このままずっとシングルライフの可能性もあるかもしれませんが、老後はどこに住むのか具体的な生活をイメージできないのと同じように、10年後、15年後には結婚以外にも思いもよらないライフプランの変更があるかもしれません。
60歳になる前に何らかの理由で資金が必要になったときも、対応できるような形で資産運用の内容を考えておくことも大切です。
例えばひとつは10年で払い終わるプランのものなど、保険料の支払額もライフプランの変化に応じて柔軟に対応できるよう再度、保険を検討してみてはいかがでしょうか。
また急な出費に対応できるように、3ヵ月分の生活費は手元に準備しておくなども大切です。そのような資金は、緊急予備資金として老後資金とは別に用意しておけば、手元の現金についての不安は軽くなると思います。
1980年代前半からバブルの時期にかけては保険の予定利率が6%前後のものもあり、満期金や解約金などお金が大きく増えて戻ってくるものもありますので、貯蓄型保険が悪いわけではありません。
ただ、今は予定利率が以前より下がっていることもあり、自分の貯める目的に合っているか、インフレリスクに対応できるか、貯蓄性だけでなく保険の保障内容も自分の心配事に備えられるかも考慮し、加入するようにしましょう。
保険だけに頼らない老後資金づくりの考え方
来年から「積立NISA」なども始まります。
保険とは違い保障はありませんが、少しずつ積み立てながら資産運用ができる魅力的な仕組みです。始めるときには資産運用のための目的預金を作っておくと、普通預金の口座から月々決めた日付で資産運用のためのお金を準備できるので便利です。
(Nさん談)口座にお金が残っているとついつい使ってしまうので、スマホで簡単に別口座に移せるのはうれしいです! 給与が25日に振り込まれるので、26日にお金を移す通知が来るように設定してみます。

ひとつの口座から、いろんな目的に応じて「目的預金」を設定できるので試してみてくださいね。
