
おしゃれ賢者のリアルな着こなしとワードローブを拝見する「1週間コーデ」。今週は葉山御用邸(神奈川県)の横にあるサロン「やまねこ」を主宰する山根佐枝さん(58歳/身長159.8cm)。週末は小さなパーティに出かけたり、茶室でお稽古したり、と大人の粋なドレスアップコーデをご紹介します。
【土曜日】
クリーム色の2wayワンピースで品よくドレスアップ
麻100%のマキシワンピースは、家具メーカー「アクタス」のアパレルブランドのもの。「小さなパーティや展示会など、少しかしこまった場所に着ていきます」と山根さん。スカートが広がりすぎず、スリムなシルエットが魅力的。「とても気に入って、色違いでブラウンを買いました」(山根さん)

上品なバックスタイルに注目
ホルターネックになった首元と深すぎないV字が、大人を魅力的に見せます。「このワンピースは、前と後ろが2wayになっていて、気分やコーディネイトに合わせて着こなしが変えられます」と山根さん。

肩下まで垂らしたピアスでドラマティックに
左耳には、マサト イノウエのチェーンピアスでモード感をプラス。「鎌倉のギャラリーの展示会でひとめ惚れしました。右耳につけたコットンパールのピアスとセット。アシンメトリーなデザインが気に入りました」と山根さん。

組み合わせを楽しめるピアスセット
ピアスは長さの違うチェーンが2本。コットンパールが2つ。小さなボールピアスが2つの6点セット。「コーディネイトの雰囲気で、組み合わせを替えて使います」(山根さん)

カラフルなビニール編みが可愛いメルカドバッグ
「色合わせでイエローベースのかごバッグを合わせます。こちらはタイの空港で買ったもの」と山根さん。エレガントなデザインのワンピースに、エキゾチックなかごをプラスすると、こなれた雰囲気に。
【山根さんの土曜日コーデアイテム】
トップス+ボトムス:マキシワンピース/オーク
バッグ:かごバッグ/タイの空港で購入
アクセサリー:帽子/ボナ カペッロ、(左耳)チェーンピアス、(右耳)コットンパールピアス/ともにマサト イノウエ
シューズ:バレエシューズ/サンセバスチャンで購入
【日曜日】
デニム着物でお茶の稽古へ 赤いステッチがおしゃれ
大島紬と見まがう着物は、山根さんが表千家茶道講師と組む茶道ユニット「希茶〔kisa〕(きさ)」オリジナルのデニム着物。「倉敷デニムで誂えたもので、赤のステッチにジーンズ感があります。着こなしのポイントは、ラフにならないようきちんと着ることです。半衿を"白シャツ"に見立てて、白シャツ+ジーンズのような感覚で楽しんでいます。もっと着物を身近に感じてもらいたくて、令和の着物の着方を提案できたら」と山根さん。冬になれば、タートルネックセーターを中に着たり、帽子をかぶっても似合うのが、このデニム着物の魅力だそう。

エルメスのスカーフを帯揚げに!
リサイクルの帯に合わせたのが、なんとエルメスのスカーフ。「ファッション誌のエディター時代に手に入れて、最近は出番のなかったスカーフを、ふと思いついて帯揚げに見立てたら、しっくりきました。デニムに大人の品格を添えたくて、帯締めの組紐は道明にしました。たとえ"歌舞(かぶ)いても"*1、きちんと感を出すのが自分流の着物スタイルだと思います」(山根さん)
*1 常識から外れる、斬新なことをする

たくさん荷物が入る美しいかごバッグ
レザーの持ち手と佇まいが美しいかごバッグは、モロッコでつくられたもの。横に長いデザインが使いやすいです。「お茶のお稽古に行くとき、道具や正座用のクッションなど、たくさんの荷物が入って着物に似合うものを探しました」と山根さん。

ベージュ×白の清楚で斬新な草履
京都の老舗「祇園ない籐」が、新時代のフットウェアとして展開するブランド〈オジョジョナイトー〉のKODORI(こどり)シリーズ。「洋装にも合うようにデザインされていて、着物の足元を可愛くモダンに仕上げてくれます」(山根さん)
【山根さんの日曜日コーデアイテム】
トップス+ボトムス:デニム着物/希茶(kisa キサ)オリジナル、帯/リサイクル品、帯締め(組紐)/道明
バッグ:かごバッグ/ケッシュ ル エッセンシャル
アクセサリー:帯揚げとしてスカーフ/エルメス
シューズ:草履/オジョジョナイトー
撮影/林紗也 取材・編集/田村幸子
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