いつまでも輝く女性に ranune
東京五輪空手代表・西村拳被告に実刑判決。スマホの自撮り動画が“動かぬ証拠”となった「性的暴行事件の全容」

東京五輪空手代表・西村拳被告に実刑判決。スマホの自撮り動画が“動かぬ証拠”となった「性的暴行事件の全容」

◆「早く終わってほしい」被害女性の証言

 女性も証人として公判に出廷したが、「1回目の性行為のことは何も覚えていない。2回目の性行為については、私があおむけになっていて、腰の骨盤をガッチリとつかまれ、膣か肛門に挿入されました。力では勝てないし、早く終わってほしいと願っていました。『口でして』と言われたときも素直に従った。どういう経緯で終わったのかもはっきりしません」などと述べた。

 これは結果的に「証拠上、認められない」として、動画が残っている1回目の件だけが有罪とされたわけだが、西村被告は「一部無罪だったので、全部の無罪を求めて争っていく」として、控訴する意向を示した。

◆国内屈指の空手家だったが

 西村被告は元世界王者の父親の影響で3歳から空手を始め、高校時代には全国大会で優勝。大学進学後は全日本学生選手権で個人、団体をいずれも制覇するなど、国内屈指の空手家に成長した。

 端正なルックスと化粧品や乳液にこだわって作り上げた美肌もあいまって「空手界のプリンス」と呼ばれ、女性にも人気があった。だが、大会ごとに違う女性を連れ歩く姿も目撃されていた。

「被害者の女性もメディアに出る仕事をしていて、もともとは2対2の食事会で知り合ったそうです。そのときにLINEを交換し、1度は2人で食事もしたそうですが、それ以降は事件当夜まで4か月以上も会ったことがなかったそうです。女性は酒に弱く、焼き鳥店やバーなどで飲み歩くうち、酔い潰れてしまい、気が付いたらタクシーに乗せられ、西村被告の自宅に連れ込まれたと説明しています。そこからの記憶は断片的で、いつの間にか裸でベッドで寝ていて、肛門の張り裂けそうな痛みで目を覚ましたそうです。西村被告は『合意の上だった』と言っていますが、それまで女性にそうした特殊性交の経験はなかったそうです」(在阪のジャーナリスト)

 今後の裁判の行方に注目が集まるが、いずれにしても、武道家らしからぬ行為で汚点を残してしまったといえる。

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取材・文/諸岡宏樹

【諸岡宏樹】
ノンフィクションライター。1969年生まれ。三重県出身。週刊各誌で執筆。著書に『実録 性犯罪ファイル 猟奇事件編』『実録 女の性犯罪事件簿』。別名義でマンガ原作も多数手がける
配信元: 日刊SPA!

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