
「部屋の日当たりがあまりないけれど、緑のある暮らしをしてみたい!」そんな方におすすめなのが、南国ムード満点の観葉植物、「アレカヤシ」。耐陰性が強く丈夫なため、室内でも育てやすく、置くだけで部屋が優雅なリゾート空間に変わります。この記事では、美しいグリーンを長く楽しむための置き場所や、失敗しない手入れのコツを栽培のプロが解説します。
アレカヤシの基本情報

植物名:アレカヤシ
学名:Dypsis lutescens(Chrysalidocarpus lutescens)
英名:Golden Cane Palm、 Yellow Palm、 Bamboo Palm
和名:コガネタケヤシ(黄金竹椰子)
その他の名前:ヤマドリヤシ(山鳥椰子)
科名:ヤシ科
属名:ヒメタケヤシ属
原産地:マダガスカル
形態:低木
アレカヤシは、マダガスカル原産で、子株が多く出て株立する美しいヤシです。よく茂る葉はアーチ状に広がり、優雅な雰囲気があるのも魅力的。熱帯・亜熱帯地域では、庭園などの植栽によく使われています。株がよく密生するので、目隠し効果が高いです。
鉢植えの観葉植物としても、世界中で広く栽培されています。中型から大型の鉢植えが一般的ですが、ミニ観葉も流通しています。葉は生花・切り花などの葉物としても人気が高く、沖縄などで盛んに生産されています。

アレカヤシの名は、かつてアレカ属(ビンロウジュ属)に分類されていたことに由来します。またオウゴンタケヤシの和名の由来は、幹が竹のようで日なたでは株全体が黄金色になることによります。流通する鉢植えは遮光下で育てられ、緑の濃い葉色の株が出荷されています。‘コンパクタ’など矮性の品種がありますが、流通量は多くありません。
気温が上がる5月中旬から10月は、屋外に出して育てましょう。風に揺れる葉も魅力的です。pariketant/Shutterstock.com
アレカヤシの特徴・性質

園芸分類:観葉植物
草丈:10~200cm
耐寒性:弱い
耐暑性:強い
花色:黄色
幹はあまり太くならず、熱帯地域などで地植えすると高さ10m近くまで生育します。弓なりに伸びる羽根状の葉は、長さ2~3mほどになり、40~60対の小葉が茂ります。
雌雄同株で、1株でタネができます。しかし、ネット通販などでは雌雄異株で紹介されていることがあります。
地植えした株は、夏頃に黄色い花を咲かせ、1cmほどの実を多くつけます。実は熟すと甘いですが、食用には利用されません。新芽の柔らかい部分は毒性があるので注意しましょう。
