転機が訪れたのは高校生の時、わずか4枚の写真しか載せていなかったインスタグラムにスカウトのDMが届き、芸能の仕事を始めた。バスケ漬けの学校生活の合間を縫ってライブ配信やSNS投稿を続けたことで、次第に注目を集めるようになったのだ。

◆人生を変えた“バスケ”との出合い
「バスケといえば、すみぽん。そう思われるような存在になりたいです」愛知県出身、バスケタレントとして大活躍中のすみぽんさんだが、幼少期はすごく人見知りで、「親の後ろに隠れて挨拶もできないような子だった」と当時を振り返る。
「小学校低学年の頃は、教室で本をずっと読んでいるタイプでした。家庭訪問の時にも、先生から『本ばかり読んでいて、外ではほとんど遊ばないんですけど大丈夫ですか?』と言われるぐらいで(笑)。
でも、高学年になってからはなぜか外で活発に遊ぶようになったんですよ。そのきっかけになったのがダンスで、いろんな人と関わる機会が増えたことで、やっと自分の考えが表に出せるようになりました」
そんななか、周囲の友人がバスケをやっていたこともあり、5年生からバスケも始めることに。それが思いのほか楽しいことに気づき、本格的に取り組むことになったそうだ。
◆「バスケを一生懸命がんばることで、自分自身を肯定できる気がした」
「私が入っていた部活は人数が多く、強いチームでした。ただ、バスケを始めた当初は同時進行でダンスもやっていたので、練習に行けない時も多くて。練習にあまり行けてないのにユニフォームをもらっていいものか……。きちんと練習に行って、誰もが納得するかたちでユニフォームをもらいたいと思って。そういうなかで、次第に“勝負”の世界が好きだなって感じるようになったんです。
そこからダンスを辞めてバスケに専念しました。部活とクラブチームの両方で活動していたこともあり、この頃から交友関係は広くなったと思いますね」
中学に進学すると、毎日バスケの練習に行くようになった。バスケと真剣に向き合うようになったからこそ、メンバーとぶつかることもあったという。
「中学生の頃に両親が離婚し、複雑な家庭環境で育ちました。うまくいかない時も、私の心の支えとなったのがバスケでした。“バスケの試合に出られる自分”が好きでしたし、バスケを一生懸命がんばることで、自分自身を肯定できる気がしたんです。
高校では愛知県の強豪校がひしめくなか、私たちの代は県大会でベスト16まで勝ち上がり、あと一歩でベスト8というところまで健闘し、大きな達成感を得ることができました」
当時、朝は3kmを超えるランニングから始まり、体幹トレーニングを行う。その後に授業に出る生活を続けていたとか。特に冬の筋トレ期間はトレーナー指導のもと、四股踏みを100回、腕立て伏せ100回など、色々なトレーニングに励んでいたそうだ。

