◆写真4枚しか載せていなかったインスタにスカウトのDMが届いて…

バスケ中心の学生生活から一転し、芸能の道に進んだのはどのような背景やきっかけがあったのだろうか。
「もとを辿れば、小学6年生の時に家族で東京へ行った際、スカウトされたのが興味を抱いたきっかけでした。当時、2社ほど声をかけてもらったんですが、ダンスもしていたし、バスケにも本気で取り組んでいたのもあり、やってみたい気持ちはあっても、それを素直に言えるタイプでもなくて。スカウトの封筒も、まともに目を通すことなく、家族に預けてしまっていました」
芸能に対する気持ちはずっと心のどこかにあった。しかし、あえて自分から「やりたい」とは言い出せずに、部活に打ち込んでいたのだ。
そして、高校2年生の時に転機が訪れる。
フォロワーが800人程度しかいなかったインスタグラムを事務所が見つけ、スカウトのDMが送られてきたという。
「本当に身内しかフォロワーがいなくて、投稿も4枚くらいしかなくて。確か、母親とのツーショットと夜景の写真、『千と千尋の神隠し』のネズミとまっくろくろすけの写真、サロンモデルを無料で体験した時の写真を載せていたと思います。そのサロンモデルをやった写真に目を留めてくださった事務所から連絡をいただいて、そこから芸能の道が開けていったんです」
◆毎日朝5時と夜21時、ライブ配信をバスケと両立
事務所に所属することになったすみぽんさんは、ライブ配信サービス「SHOWROOM」で活動をスタートさせる。とはいえ、前述のようにバスケ中心の生活で、時間を捻出するのはそう容易いことではなかった。
それでも、朝練の前に5時から配信を行い、バスケの練習に向かい、学校の授業が終わったら家に帰って21時から22時まで配信する……。こうして配信活動をコツコツ続けていくうちに、自然とSHOWROOMのランキングも上位までいけるようになったという。
「未成年は配信できる時間が朝5時〜22時までと決まっていたので、朝と夜は必ず配信すると決めて行動していました。配信の内容も、誰かに相談したわけではなくて、全部自分で考えていましたね。続けていくうちに、リスナーさんとのコミュニケーションも少しずつ上手くなっていって、それが楽しさにもつながっていきました」

