◆コロナ禍で大学に通う意味を失い、19歳で上京を決意

高校卒業後の進路は、父親に大学進学を勧められた。入学金や教材費などのお金は自分で稼いだお金でまかないつつ、愛知県内の大学に通うことに。しかし、2020年のコロナ禍では入学式もなく、授業もほとんどがリモートだった。
「私がその大学を選んだのは、フィットネスルームがすごく整っていて、バスケもサークルか部活で続けたいと思っていたからです。でも実際に入ってみたら、コロナで施設が全部使えなくなっていて……。
授業も座席の間に仕切りがある状態で、“勉強はできるけれど、大学に通う意味は何だろう”という気持ちが強くなっていきました。その頃、私はすでに活動も少しずつ軌道に乗っていたので、できるなら早く東京に出た方がいいのかもしれないと思い、19歳の時に大学を辞めて上京してきたんです」
◆バスケ動画でバズり、仕事の幅が大きく広がる
@sumiponp 温かい目で見守りくださいいいい。#bsk#バスケ #tiktok夏祭り #みんなに見せたい動画 ♬
現在はTikTokを中心にSNSで情報発信しているすみぽんさんは、TikTokが日本では一般的ではなかった頃に、事務所から「TikTokはこれから伸びるからやっておいたほうがいい」とアドバイスを受けて始めたという。
音楽に合わせて振り付けをする「リップシンク」が流行しており、若い女性の間で人気があったそうだが、「バスケをしながら音楽に合わせるコンテンツはほとんどなかった」という。
「バスケと音楽を組み合わせた動画をTikTokで投稿したところ、それが一気にバズったんです。それ以来、バスケに関連する動画を定期的にアップすることでフォロワーも増えていきました。
でも今は逆に、バスケじゃない動画が伸びたりもしていますね(笑)。普段の私服とかプライベートの一面を投稿すると、意外に反応が良かったりするんですよ」
バスケの動画で注目を集めたことで、バスケ関連の番組やBリーグ・Wリーグのイベントのゲスト出演、国内問わずNBA・EASLでの活動、さらにはパリオリンピックの応援サポーターや高校生の全国大会「ウインターカップ」の公式応援団にも参加するなど、バスケをきっかけに活動の幅が大きく広がったわけである。

