ハンギングバスケットにハボタンを使うときのコツ

ハンギングバスケットはハンギング専用のスリットのある鉢を用います。苗を横にして、5つのスリットにスライドさせるように植え込んでいき、最上部の3段目はスリットだけでなく奥にもやや直立させて2〜3株を植え込み、丸い半円形の形を目指します。美しい丸い形を作るには、円の中心部となる2〜3段目中央を意識して高くするのがポイント。円の中心部は最も目が留まる箇所なので、主役となる植物を配置します。

ハボタンを主役にする場合には、大きめのものや、茎が長く仕立てられたものを選ぶと立体感を出しやすくなります。ハボタンはサイズや仕立て方もさまざまなものがあり、ハンギングバスケットでも使い勝手がよい素材です。

季節の花で、暮らしを穏やかに整えよう

玄関やベランダは、毎日必ず通る場所。だからこそ、そこにある景色は、暮らしのリズムに静かに影響します。ハボタンの寄せ植えは、派手に主張するのではなく、造形と量感で空間を整えてくれる存在。新年の飾りを外したあとの、少し静かな1月にこそ、その美しさがいっそう引き立ちます。
特別な庭がなくても、暮らしの入り口を美しく整えることは意外と簡単で、楽しい仕事です。目線の高さに花の彩りを迎え入れ、新しい一年の始まりを、穏やかな気持ちで過ごしてみませんか。
Credit 寄せ植え制作&アドバイス / 武島由美子
愛知県Anne’s Garden主宰。一般社団法人日本ハンギングバスケット協会理事。日本フラワーデザイナー協会(NFD)1級フラワーデザイナー。個人邸や店舗、ショーガーデンなどのガーデンプランニングや植栽管理のほか、コンテナガーデンスクールや日本ハンギングバスケット協会認定試験スクール、フラワーアレンジメントスクールなど複数の教室を主催。地植えの庭からコンテナ、ハンギング、フラワーアレンジメントまで、屋内外あらゆるシーンを花で彩る美しい暮らしを提案。
まとめ・写真 / 3and garden
スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。2026壁掛けカレンダー『ガーデンストーリー』 植物と暮らす12カ月の楽しみ 2026 Calendar (発行/KADOKAWA)好評発売中!
