セレクト2
丁字草(チョウジソウ) ‘ストームクラウド’
(=アムソニア ‘ストームクラウド’)

北アメリカ中部から東部にかけて自生するヤナギバチョウジソウ(柳葉丁字草、学名タベルナエモンタナ)からの選抜種で、軸が黒っぽいのも特徴。爽やかな青花が引き立ち、シックでおしゃれな宿根草です。特に春の芽吹きは黒みが強く、格好良い! と趣味家の間でも話題になっていた品種です。

日本のチョウジソウよりも生育旺盛で、花つきがよく、草丈が50~80cm前後とやや大柄な株姿なので、花の時期はさらに見応えがあります。また、秋冬の紅葉も美しく、1年の移り変わりが楽しめるのも魅力です。
この品種の基であるヤナギバチョウジソウは、日本のチョウジソウに似ていますが、葉がやや太いことや葉の付き方に違いがあります。また、株姿がより大柄で成長が早いこと、さらに丈夫で性質が強いという利点もあります。さらに、趣がある日本のチョウジソウに比べると、株姿のボリューム感があって花付きも格段によいので、見栄えがします。

花が咲き終わると高く大きく茂って、少ししだれた柳のようになります。さらに、秋冬になると葉が真っ黄色~オレンジに紅葉する様も見事で、身近に育てて四季の変化を楽しんでほしい植物です。

このヤナギバチョウジソウの1品種‘ストームクラウド’は、さらに黒軸なので、春のおしゃれな芽吹きに始まり、開花時も軸色が花色を引き立ててキリっとするのも必見。しかも性質が強健で暑さ寒さにも強く、非の打ちどころのない優秀な宿根草といえます。
【Data】
■ キョウチクトウ科 耐寒性多年草 冬季半常緑~落葉種
■ 学 名:Amsonia tabernaemontana ‘Storm Cloud’
■ 別 名:アムソニア・タベルナエモンタナ(学名)など
■ 花 期:晩春~初夏
■ 草 丈:50~80cm前後(生育後・花丈も含む)
■ 株張り:60~100cm前後(生育後・環境差がある)
■ 耐寒性:強い(マイナス15~マイナス25℃ ※環境差がある)
■ 耐暑性:強い
■ 日 照:やや半日陰
■ 原産地:北アメリカ(原種の主な自生地)
セレクト3
アスクレピアス・スペシオサ

星形の小花が集まって球状に咲く花が、宙に浮かんだようで可愛い原種のアスクレピアス。ブルーグレーの葉も美しく、他の植物のなかでひと際目を引きます。成長はゆっくりですが、丈夫で地下茎で少しずつ増えていきます。

パウダーピンクのつぼみが開くと濃いピンクのガクに縁取られた星形の白花が次々開く変化も見どころです。花房がよく目立ち、草丈80~100cm前後の珍しい姿が庭のアクセントになります。他のアスクレピアスと同様に、切り花として室内で飾って身近に愛でるのもおすすめ。なお、茎を切ると特有の白い樹液が出るので、少し乾かしてから活けるとよいでしょう。花後は大きな種子がつきます。

トウワタと呼ばれるアスクレピアスの仲間は、200種類ほどあり、本種スペシオサは、北アメリカ中部から西部にかけて自生しています。自生している地域は、河川のそばや乾燥した斜面、ひらけた森林地帯ですので、水はけがよく、風通しのよいひらけた日なたでの栽培がおすすめ。適した場所に植えれば放任できるほど育てやすい種類です。

成長はゆっくりですが、着実に成長します。年数が経つと地下茎で増えて、株立ちのようになり、年々増えているのを実感する楽しみがある宿根草です(目安は3〜4年で茎が10本程度)。
【Data】
■ ガガイモ科(キョウチクトウ科)耐寒性多年草 半常緑~落葉種
■ 学 名:Asclepias speciosa
■ 別 名:ショウィ・ミルクウィード、ショウィ・バタフライウィード、トウワタ など
■ 花 期:初夏~盛夏
■ 草 丈:80~100cm前後(生育後・花丈も含む)
■ 株張り:50~80cm前後(生育後・環境差がある)
■ 耐寒性:強い(マイナス12~マイナス15℃ ※環境差がある)
■ 耐暑性:強い
■ 日 照:日なた
■ 原産地:北アメリカ(原種の主な自生地)
