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「絶対に誰かのせいにできるようにしてます」クズなのに仕事が絶えない…クロちゃんが“推される側”に回れた決定的要因

「絶対に誰かのせいにできるようにしてます」クズなのに仕事が絶えない…クロちゃんが“推される側”に回れた決定的要因

「クズなのに、なぜか目が離せない」「叩かれているはずなのに、気づけば応援している」。そんな矛盾した支持を集める人物がいる。嫌われキャラの代表格だったクロちゃんが、いまやテレビ業界で欠かせない存在になった理由とは何なのか。さらにZ世代ギャルの視点から見えてきたのは、オジさんが無意識にやりがちな“推されない振る舞い”と、その回避法だった。クズでも、ズレていても、なぜか推される人の正体を探る。

◆クズなのに推される謎の魅力の正体は?

中年社員は[推され力]が10割
クズ芸人のクロちゃん
かつて週刊SPA!が実施してきた「嫌いな男ランキング」で常連だったクロちゃん。クズキャラでありながら、今やお笑い番組で唯一無二の存在として引っ張りだこ。クズなのに推される、謎の魅力の正体とは。本人を直撃した。

「僕のフォロワーって叩いてくるくせにイベントに差し入れを持ってきてくれたり、コロナにかかれば、悪口の後に、『噓ついていいから、早く元気になれ』とデレてくる人が多いんです。だから僕の周りにアンチはいない。ファンか、サイコパスか、どっちかです」

クロちゃんはかつて『水曜日のダウンタウン』での噓ツイートが炎上し、当該SNSには殺害予告とも取れる投稿まで溢れる始末となった。

「歩いて帰るって言った直後にタクシーに乗ったのがバレて大炎上。SNSでは1回呟くと200近くの罵詈雑言が届いて、正直怖かった。でもコメントを読んだら、僕、悪くないじゃんって思ったんです。誰かを傷つけたわけでもなく、足が痛かったから状況に合わせて臨機応変に対応しただけ。それで噓つき呼ばわりするなら、カメラアプリのフィルターで体を細く見せているインフルエンサーのほうが、よっぽど噓つきですよ」

なぜこの開き直りが“推し”に繫がるのか……。記者のイマイチ腑に落ちていない表情を察してか、同席したマネジャー氏がフォローする。

「こういう鼻につく発言が炎上するんですよね(笑)。でも、誰しもが考えるけどグッとこらえる負の感情を、これでもかとさらけ出してるんですよ。みんなの『言えたらラクなのに』って願望を代わりに叶えてくれるのがクロちゃん。その姿が痛快だし、憎さとか羨望、嫉妬や憧れなど、全部が合わさって、気づけば周りがこの“モンスター”に夢中になっちゃってるんでしょうね」

◆ブレない姿から生まれるクロちゃんの魅力

まさに“身内に推される”瞬間を目撃しつつさらに取材を進めると、クロちゃんがこれだけ番組スタッフから重宝される理由が明らかに。

「僕は番組収録があるってなったら誰よりも原稿を読み込んで完璧に進行できるようにしてます。あとはどんなに些細なことであっても絶対にルールは破らない。歩いていても赤信号では絶対に止まるし、タクシーに乗ったらシートベルトはきちんと締めてます!」

クズなイメージに似合わぬストイックな仕事ぶりが、関係者から推されるゆえんかと感心していると、その行動の“真の理由”を語り始めた。

「例えば収録のあとに『面白くなかった』って言われても、セリフを完璧にしていれば『それは台本のせい』と、脚本家に責任をなすりつけられるじゃないですか。いかなるときも、絶対に誰かのせいにできるようにしてます。責任をなすりつけるのって事前準備が大変なんです。あと、僕は損するのが大嫌い。番組で私生活を見られていることが多いから、もしもルールに反した行動が写っていたら、その映像は全部ボツ。損に直結するからルールは絶対守ります」

理由はともあれ、仕事を真摯にこなしつつ、火だるまになりながら話題をかっさらう。クロちゃんの魅力は、このブレない姿から生まれるのか。


配信元: 日刊SPA!

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