2. 自然とアウトドアライフ:原点回帰
Z世代は再び自然へと目を向け、フランス・ベルギー・ルクセンブルクにまたがる森林地帯アルデンヌ地方、ベルギー南部(フランス語圏)のワロン地方、スコットランドのハイランド地方を選んでいる。ハイキング、サイクリング、野生動物の観察が人気のアクティビティーだ。自然にどっぷり没入したい人は、自然豊かなカントリーサイドのユニークなAirbnbを選ぶことができ、現在、旅行者の69%がキャビン(森の小屋)やそれに類する自然に囲まれた宿泊施設を選択している。

ベルギー国内における自然やアウトドアの旅先に関する検索数も、大幅に増加している。ワロン地方の小さな町ソンム=ルーズは54%増、デュルビュイは42%増、東ベルギーのウェームは18%増だ。一方、#touchgrass(デジタルから離れ、自然にふれようというライフスタイルの人気タグ)に関するSNSトレンドは、ネット上でも勢いを保っている。TikTokでは、ハッシュタグ#touchgrassを含む8万5000件以上の投稿がすでに出回っている。ベルギー北西部の海沿いの町やフランダース地方の緑豊かな旅先も明らかに人気が高まっており、北海沿岸のリゾートタウン、ミデルケルケは46%、フランス国境近くのデ・パンネは41%、その隣町のコクスアイデは34%の増加となった。
3. 自己発見と「自分だけの時間」
ベルギーの旅行者たちの間で、都市の文化を味わう旅やローカルな体験を求めるひとり旅が人気だ。自己発見と「自分だけの時間」を軸に、短期の都市旅行と実践型の体験アクティビティーを組み合わせるスタイルが2026年の明確なトレンドとなっている。ひとり旅の冒険者たちは、自分たちのペースで都市を歩き、ワークショップに参加し、自然体験を楽しんでいるのだ。
